八尾市立埋蔵文化財調査センター
発掘情報
平成22(2010)年度


河川の自然堤防上に営まれたムラ跡を発見!

古墳時代中期から鎌倉時代の居住域を確認

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萱振遺跡(かやふりいせき)<第27次調査>
緑ヶ丘(みどりがおか)一丁目



萱振遺跡は八尾市北部に位置する弥生時代中期(前1C)から室町時代 (15)に至る複合遺跡です。
 
 今回の調査では、古墳時代中期(5C)〜鎌倉時代後期(13C後半)の居住域が見つかりました。調査地点は、市域の中央部を南から北に流れ北方で「河内湖」に注いだ古墳時代初頭(3C)〜前期(4C)の主要河川の「小阪合分流路」の流路跡にあたります。
 
 この流路が形成した自然堤防が周りより高く、生活を営むのに適した地点であったため長期間にわたって居住域として利用されたものと考えられます。





調査区北部全景(南から)


調査区南部全景(北から)


発掘調査のようす(南から)



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