八尾市立埋蔵文化財調査センター 発掘情報 平成21(2009)年度
幻の西郡廃寺跡を探して! 古墳時代前期から平安時代後期の居住域を確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 西郡廃寺(にしごおりはいじ)<第9次調査> (泉町(いずみちょう)三丁目)
西郡廃寺は飛鳥時代中期から鎌倉時代にかけての寺院です。錦などの織物を織る百済系の氏族「錦部連」の氏寺と考えられています。 泉町二丁目の西郡天神社境内に塔の心柱を支えた礎石(大阪府指定有形文化財)が残され、周辺で実施された調査では、瓦類が見つかっています。 今回の調査では、寺院に関連したものは見つかっていませんが、寺院成立前や成立後の様子が推定される遺構・遺物が見つかりました。
西郡廃寺は飛鳥時代中期から鎌倉時代にかけての寺院です。錦などの織物を織る百済系の氏族「錦部連」の氏寺と考えられています。 泉町二丁目の西郡天神社境内に塔の心柱を支えた礎石(大阪府指定有形文化財)が残され、周辺で実施された調査では、瓦類が見つかっています。
今回の調査では、寺院に関連したものは見つかっていませんが、寺院成立前や成立後の様子が推定される遺構・遺物が見つかりました。
調査風景
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