八尾市立埋蔵文化財調査センター
発掘情報
平成21(2009)年度


古墳時代は狩猟場だった!

狩りに使用された古墳時代前期の銅鏃を発見

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木の本遺跡(きのもといせき)<第16次調査>
(南木の本(みなみきのもと)三丁目)




木の本遺跡は八尾市南西部に所在します。

今回の調査 (南木の本三丁目)は、公共下水道工事に伴うもので、調査面積は 54uです。

調査では、第1面で古代頃の自然河川、第3面で古墳時代前期の落ち込みを発見しました。落ち込みからは、古墳時代前期の銅鏃が見つかりました。

地層から見て古代以前の当地の環境は沼沢地や河川域で、付近一帯は、当時の狩猟の場であった可能性が考えられます。





銅鏃の発見
発見時は、明るい銅色に輝いていました。





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