No. | 品名 | 採取期間 | 税込価格 | 料理 | 効用 | 備考 | |
1 | 行者にんにく | 4月〜 | 100本単位で 1本@60円 |
葉、りん茎、花すべて食べられる。個性の強い香りが特徴で、肉料理、天ぷら、油いため、和え物、酢の物、卵とじ、おひたし、生のまま刻んで醤油や麺つゆにつけても良い。 | 滋養強壮の超一級品。βカロチンはキャベツの10倍、ビタミンB6・C・K・葉酸を多く含む。また、アリシン・アリルフィド類を多く含み、高血圧予防に効くとされる。抗菌力や抗血栓作用がある。 | 2年生苗 | |
2 | ノカンゾウ ヤブカンゾウ |
4月・5月 7月・8月 |
1パック |
若芽、つぼみ、花を食べる。おひたしは軽いぬらめきと甘みがあって珍味。天ぷら、油いため、汁の実、酢みそ和えなどの和え物に向く。炊き込みご飯もおもしろい。中国料理の金針菜はつぼみを蒸して乾燥させたもの。 | 栄養価が高く、βカロチンやカルシウム、カリウム、鉄等のミネラルを含む。特に鉄分が多いので貧血症に効果がある。また、アスパラギン酸含み、神経系を守りスタミナをつける。 | ||
3 | キクイモ | 10月・11月 | 1袋 |
薄切りにして天ぷらにすると特有の甘みがありおいしい。酢漬け、味噌漬け、粕漬け、糠漬けにしてもサクサクした独特の食感と甘みがある。サラダやさっと茹でて和え物、肉じゃが風に煮ても良い。 | イヌリンを多量に含むため、昔は果糖製造の原料にされた。最近はダイエット甘味料として注目されている。ひまわりの近種で花を観賞用にしても良い。 | ||
4 | ミヤマイラクサ (アイコ) |
5月・6月 | 1束 |
若芽と若葉を利用する。茎は和え物、卵とじ、油いため、汁の実にする。粕漬け、しょうゆ漬け、甘酢漬け、一夜漬け等の漬物も歯ごたえがあって美味しい。葉はみそ汁や炊き込みご飯に入れる。 | 草全体に細かい刺があり、蟻酸を含んでいるので刺すと痛いが、熱や水にさらすと蟻酸が消える。ビタミンCやカルシウムを含む。薬用植物で赤血球の形成をよくするという。 | ||
5 | チシマザサ (ネマガリタケ) |
6月 | 1束 |
アク抜きの必要が無く、淡白な風味と舌ざわりを持つ。ゆでて味噌を付けて食べたり、天ぷら、フライ、汁の実、煮付け、佃煮、和え物、焼きタケノコ等幅広い料理に向く。また味噌漬、粕漬けにも出来る。 | ものすごい成長力を秘めており一夜で大きくなる。これは「味の素」と近縁のチロシンやアスパラギン酸を多く含むためで、これらはスタミナ源でもある。 | ||
6 | シオデ (ヒデコ) |
5月・6月 | 1束 |
山のアスパラと呼ばれる高級山菜。コクのある風味とクセのない舌ざわりを持つ。おひたしが最高で、和え物、汁の実、煮物、天ぷら等。 | 栄養成分の調査が遅れている一つだが、ある調査によるとビタミンB1、B2、Cやカルシウムが多く含まれている。 | ||
7 | ワサビ | 4月〜6月 | 1束 |
花から根まで利用できる。それぞれザク切にして塩もみし、熱湯をかけてから醤油や麺つゆにつけて密閉し、さめたら冷蔵庫でひと晩冷やす。味噌漬けや粕漬けなども辛味と香りがよく、楽しめる。 | 日本の代表的な香辛料。防腐作用や殺菌作用があり食中毒を防止する効果がある。 | ||
8 | クサソテツ (コゴミ) |
4月 | 1パック |
軽いぬらめきと特有の香りが人気の源。代表的な料理はクルミ和えだが、ゴマ和え、天ぷら、酢の物、糠漬け等に向く。 | カルシウムや亜鉛などミネラルやビタミンではβカロチン、B1、B2、B6、C、E、K、葉酸を多く含む。アラキドン酸(ビタミンF)も含まれるが、体の免疫機能を調節してくれるので、春に一度は食べると良い。 | ||
9 | ウワバミソウ (ミズ) |
5月〜10月 | 1束 |
十五夜になるとヌメリが増してくるので、その頃が旬。クセがなくお浸し、和え物、一夜漬け、酢の物、てんぷら、油炒め、汁の実、卵とじ等何にでも合う。茎をたたいてトロミを出したミズとろろも珍味だ。むかごは漬物にする。 | ビタミンCを多く含み抗酸化作用、解毒作用がある。ムチンを含んでいるので、胃腸を守り肝機能を強化する。 | ||
10 | タラノキ | 5月 | 1パック |
てんぷら、フライ、油炒め、おひたし、和え物、煮付け、卵とじにする。糠漬けや粕漬けにも適する。 | カリウムを多く含み、高血圧予防に効果がある。ビタミンでは、活性酸素から体を守り老化を防ぐE、骨の健康維持に必要なK、赤血球や細胞を作り出す働きのあるB12を含む。 | ||
11 | コシアブラ | 5月〜6月 | 1パック |
てんぷらが最高。、フライ、おひたし、和え物、汁の実、卵とじにする。生をきざんで炊き込みご飯すると特有の香りがしておいしい。 | 血圧を下げる効果がある。ポリフェノールを多く含むので、抗酸化作用、抗菌作用、制ガン作用などがあると思われる。 | ||
12 | ワラビ | 5月〜7月 | 1パック |
おひたし、和え物、汁の実。アク抜きし、きざんで焼き味噌、ゴマ、納豆、調味料を合せ、包丁で細かく切り混ぜてワラビ納豆にすると大変おいしい。天ぷらのかき揚げも良い。 | カリウムが多く、高血圧予防になる。ビタミンE・Cが多く、骨づくりや免疫力を高めるのに良い。 |