ここに書いてある飼育方法は、今まで自分が飼育してきた何匹ものツノガエルで実際に様々なスタイルで
やってみた結果、カエルの状態も比較的良好で、なおかつ世話のし易さなども含めて落ち着いた飼育方法の一つです。
現在まで何パターンかの飼育方法で、日々観察しながらより良いツノガエルの飼育方法を模索してきました。
個体差もあるので一概には言えませんが、ここに記してあるのは初心者でも失敗が少なく、安心してオススメできる
飼育方法です。
他の飼育方法の様子や新たな発見、オタマジャクシからの飼育日記や過去から現在まで飼育してきたツノガエルの
写真などは、他の生き物も含め、プライベートブログの 『
BEACH PARTY !!! 』 で不定期ですがUP!しているので、
興味がある方は、ブログのカテゴリーの
ツノガエル・
カエル・
生き物のところなどで、どうぞご覧くださいね♪
ただ、ツノガエルだけのブログではないので、関係ないこともいろいろ書いてありますが・・・。(笑)
YouTube では、
TUNOTUNOLAND で検索しますと動画にしてある給餌の風景や、オタマジャクシの孵化の様子、
カエルに成長していく様子、ツノガエルがたくさん出てくるムービーもいろいろUP!してあるので、餌やりなどの
参考になればと思います♪
ツノガエルはいろいろな飼育スタイルが可能ですが、やってみるとそれぞれにメリット、デメリットを感じると思います。
ツノガエルにとっても飼い主にとっても、快適で長く付き合える飼育方法をみつけていきましょう♪
(”)〜 (”)〜 (”)〜
ツノガエルを入れるケースは、プラスチック水槽などがおすすめです。 (軽くて安全に手入れをし易いという面で。)
ジャンプ力はそれほどないですが、フタができるケースを用意して万が一の脱走を防ぎましょう。 (((゚Д゚)))
広さは、空間認識がないようなので、アダルトサイズになっても横幅20cm×奥行き15cm×高さ18cm
くらいあれば十分だと思います。 だいたいツノガエルの大きさの4倍くらいの面積があれば大丈夫なので、
成長に合わせて大きなケースにしていくのがいいでしょう。
共食いをする可能性があるので、複数を飼う場合はケースに1匹ずつの単独飼育にしましょう。
仔ガエルの頃は、下の写真のように仕切りのあるプラケースも場所をとらずいいかもしれません。
ただ、1匹だけがフンをした時でも全体的な水換えは必要になってきます。
飼育ケース
ツノガエルはいろいろな飼い方がありますが、初めて飼う場合はウールマット飼育がおすすめです ♪
ケースの底と同じ面積にカットしたウールマットを敷き、ウールマットと同じ高さまで水を入れて湿度を保ちます。
水換えの時は、ケースとウールマットに付いた糞や脱皮の皮などをよく洗い流して清潔にしてあげましょう。
カエルになってからは、水道水でも大丈夫です。
糞をしていたらなるべく早く水換えをしてあげ、糞をしていなくても3日に一度くらいは水換えをしましょう。
その時、カエルにも軽く水をかけるなどして多少、刺激を与えるとイイ気がします。 ゚+.(・∀・)゚+.゚
冬場の水道水は冷たいので、少し温めの水にしましょう。
糞や尿で汚れた水が長時間、体に付いたまま飼育していると自家中毒を起こしてしまうので気をつけましょう!
ツノガエルは顔の近くにある動くものに反応してパクっ!・・としてくることがあるので、触れる時は後ろから
捕まえましょう。 高い所から落とすと骨折させてしまうこともあるので、落とさないように注意しましょう。
床材 & 水換え
ツノガエルの飼育 について
TUNO-TUNO LAND オリジナル 餌やりのムービーができました ♪♪
餌は、ここでは基本的にパックマンフードという練り餌を与えています。 他にも、コオロギ、メダカ、金魚、
川魚、雛ウズラ(冷凍)・・・ などの活餌や冷凍餌を解凍したもの、魚のお刺身なども食べます。 活餌の場合、
それらの管理も必要になりますし、一種類では栄養も偏りがちです。 そして、活餌を与えることに抵抗がある方にも
パックマンフードは、ベビーからアダルトまでこれのみで育てられる栄養バランスに優れ、消化も良い餌なので
おすすめです! 少しにおいますが嗜好性が高く、ほとんどのツノガエルが食べてくれます。
* これは私の経験でのことですが、冷凍マウスを解凍したものも食べるのですが、今まで消化の良い餌に
慣れていたツノガエルにふいに与えると、長生きしなかった経験が何度かあるので、私は練り餌以外が必要な場合は
魚類か冷凍の雛ウズラを解凍したものを与えています。
パックマンフードは、少量の水でよく練り、耳たぶくらいの柔らかさにします。(丸めた時に手にベタつかない
水の量を目安にしてください。) 大きさは、上から見たカエルの目と目の間くらいの大きさの団子にして、
カエルによっては食べやすいように少し平たくして与えるといいかもしれません。
ずっと同じ餌ばかりだと、摂取する栄養バランスが偏ったり、栄養不足になることがあります。
パックマンフード以外で育てたい場合は、いろいろな餌をバランス良くあげましょう。
* アマゾンツノガエルの場合は、とくにベビーの頃はメダカなど、魚類中心の餌がいいようです。
すんなり食べるようなら、徐々にパックマンフードも時々与えつつ、けれど基本的には魚類中心の餌で
アマゾンツノガエルの場合は飼育してみています。
個体によっては、他のツノガエルとまったく同じような飼育方法で問題なく成長する個体もいますが、アマゾン
ツノガエルやワイルド個体のツノガエルの場合、餌食いの面などで少し気難しい場合があります。
初めてツノガエルを飼うから心配!! ・・・ という方は、まずはベルツノガエルがおすすめかもしれません ♪
★ 餌やりのポイントとしては、ピンセットで餌の端っこを挟み、顔の前や少し横に差し出すのですが、反応しない場合は
小さく揺らしてみます。 それで食べない時は、前足から口元にかけて軽く餌をカエルに沿わすようにして口元に
もっていくと食べることがあります。 ピンセットからは食べなくても、顔の前にぽとっ・・≠チと落としたのを
食べることもよくあるのでやってみましょう。 どうしても食べない時は、また翌日にやってみましょう。
一週間くらいは食べなくても、それが原因で死んでしまうことはほとんどないので焦らずにトライしましょう!
★ ベビーのうちはパックマンフードなら、週に2〜3回くらい、1日に1回与えます。 カエルによって食べ方にも
個体差があるので、様子をみながら大きさや個数は調整して与えてみてください。 何度かあげているうちに、
餌やりのコツや適量がつかめてくると思います。
与え過ぎると、翌日くらいに空気が入ったようにお腹がパンパンに膨らんでしまうことがあります。
そういう場合は、餌を与える日にちの間隔や量を調整しましょう。 成長するにつれ、少しずつ餌をあげる日の
間隔を空けていき、カエルになって一年半以上の成熟した個体には月2〜3回の餌やりで大丈夫になります。
★ ベビーから一年くらいの餌やりと環境が、カエルの成長(どのくらい大きくなるか)や健康に大きく影響します。
ある意味、どんなふうに成長させたいか・・・ という視点では、自分なりの飼育方法で仕上げる♀yしみもある
生き物といえるでしょう。 ツノガエルの飼育方法は一つではありません。 それぞれに利点・欠点が
あるでしょう。。 土飼育などにも挑戦してみると、ツノガエルの新たな魅力が発見できるかもしれません ♪
温度
Yuppie's Garden
TUNO-TUNO LAND
気温23℃〜28℃くらいの範囲内が理想です。 季節により、温度管理をしていないと、もっと低くなったり
高くなったりする場合があります。 これより多少の低さ、高さなら大丈夫ですが、理想の温度範囲から
あまりかけ離れた気温が長時間続くと体調を崩すことがあるので、夏場は高温になる場所を避け、冬場は
パネルヒーターをケースの下の半分くらいに敷いて、カエルが好きな場所を選べるようにして適温を保ちます。
(底面だけでなくカエルが入っているケース内全体が適温になるのが理想的です。)
冬に向かって気温がどんどん下がってくると食欲が落ちてくることがあります。 暖かい時期にしっかりと
食べていた健康なカエルなら、冬場にふだん通り食べないことがあってもそれほど心配はいりません。
気温が低く乾燥した季節になると、脱皮が不完全になることがあるので、背中側がカピカピになっていたら
霧吹きでスプレーしてあげましょう。
だいたい、人間が薄着で過ごしやすいと感じる気温を目安にしていれば大丈夫だと思われます。 (・∀・)
餌やり