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仙腸関節矯正が頚部伸展可動域に与える影響

吉岡一貴

The influence of sacroiliac joint adjustment on the range of motion of cervical extension.



要旨


本研究では仙腸関節矯正が頚部伸展可動域に与える影響について計測を試みた。
筆者はこれまでに仙腸関節に関する基礎的な考察を継続的に行ってきたが、
臨床的にも仙腸関節矯正には力を入れており、その多岐に渡る効果を実感している。
特に頚部痛に関しては、仙腸関節矯正後に顕著な疼痛軽減と可動域の改善が認められる。
今回行った計測では、矯正後の頚部伸展角度は平均7.6°の増加を示し、
その割合は93%(全被験者63名中59名)と高い有効性を示した。



キーワード:仙腸関節・頚部伸展可動域・座位矯正法・頚部痛・角度計測




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日本カイロプラクティック徒手医学会 第16回学術大会にて発表
掲載誌 日本カイロプラクティック徒手医学会誌 vol.16 2015(優秀論文賞受賞)