| 大分県短文学大会俳句入選作品集 |
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| 第52回大分県短文学大会受賞作品 |
主催:西日本新聞社
共催:大分県俳句連盟・大分県歌人クラブ・大分県番傘川柳連合会・大分県詩人協会
2011年8月7日(日) 大分県ニューライフプラザ(別府市野口原)
| 大 会 賞 | 一葉忌和服の似合ふ姉妹 | 岡 孝 子 | 大分市 |
| 優 秀 賞 | 亀鳴くや瓦礫の中のランドセル | 近 広 君 枝 | 大分市 |
| 免許証返へし女の夕涼み | 安部すが子 | 大分市 | |
| 耳遠く端居の人となつてゐし | 峰 麓 々 | 大分市 | |
| 目標は生きてゐること初桜 | 片 岡 学 | 別府市 | |
| 佳 作 賞 | 子燕の信号無視をくりかへす | 緒 方 俊 子 | 大分市 |
| 花水木街に大正レンガ館 | 清 瀬 善 三 | 宇佐市 | |
| 花みかん匂ふ四阿一壺天 | 小 田 祥 子 | 津久見市 | |
| 大往生なる緋牡丹のくずれざま | 羽田野晶子 | 大分市 | |
| 北窓を開く絵本を開くごと | 近 藤 七 代 | 豊後高田市 | |
| 薪能袖を濡らして舞ひにけり | 上 島 幸 重 | 別府市 | |
| うすものに合はせ心の自在かな | 渕 野 陽 鳥 | 大分市 | |
| ふらここの声は空まで跳ね上がる | 永 松 市 夫 | 宇佐市 | |
| 陶干して一村白き春の昼 | 永 吉 とし乎 | 別府市 | |
| 恐竜の絵本が好きで日焼けの子 | 睦 ほたるこ | 大分市 |
○応募者数:218名(436句)
○大会選者(五十音順):市ヶ谷洋子・倉田紘文・武石花汀・田中三樹彦・溝口独妙
分科会<当日句会>受賞作品
2011年8月7日(日) 大分県ニューライフプラザ(別府市野口原)
| 市ヶ谷洋子 選 | 特 選 | 物言はぬ夾竹桃も被爆せり | 橋 本 紅 洞 大分市 |
| 入 選 | 青あらし吹きひろがりて扇山 | 峰 麓 々 大分市 | |
| 入 選 | 雲の峰頑固おやじの懐かしき | 渕 野 陽 鳥 大分市 | |
| 武 石 花 汀選 | 特 選 | 熟寝児のころりと置かれ夏座敷 | 永吉と し乎 別府市 |
| 入 選 | 一水に連なる世界黄砂降る | 迫 速 人 豊後高田市 | |
| 入 選 | 膝をつく正午八月十五日 | 阿 部 嬉 子 大分市 | |
| 田中三樹彦選 | 特 選 | 父の名の残る戦記を曝しけり | 富 川 元 女 大分市 |
| 入 選 | 語り部は被爆三世百日紅 | 加 藤 響 子 大分市 | |
| 入 選 | 大夕立止み過疎の村蘇る | 大 江 正 人 宇佐市 | |
| 溝 口 独 妙 選 | 特 選 | そこはかと秋の気配のしてをりぬ | 本多加代子 宇佐市 |
| 入 選 | 世の音をしばらく鎮め大夕立 | 平 田 節 子 大分市 | |
| 入 選 | 父の名の残る戦記を曝しけり | 富 川 元 女 大分市 |
| 互選賞 | 我が影を捨てて片蔭拾ひけり | 甲 斐 梶 朗 別府市 |
○参加者48名 ○選者は五十音順によりました。
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| 第51回大分県短文学大会受賞作品 |
主催:西日本新聞社
共催:大分県俳句連盟・大分県歌人クラブ・大分県番傘川柳連合会・大分県詩人協会
2010年8月1日(日) つるみ荘(地方職員共済組合別府保養所)
| 大 会 賞 | 山三つ越ゆれば生家桐の花 | 渡辺 節子 | 大分市 |
| 優 秀 賞 | じゃがいもの花も生家も雨の中 | 松本 公節 | 宇佐市 |
| 大根をおろせばしばし日本海 | 吉富 芳香 | 九重町 | |
| 水色のガラスのビルに夏来る | 大蔵 和子 | 別府市 | |
| 初つばめ天から降つて来たりけり | 野木 俊介 | 臼杵市 | |
| ご先祖のぬくもり秘めし桐の花 | 甲斐 梶朗 | 別府市 | |
| 佳 作 賞 | 蜷の道途方にくれてをりにけり | 富川 元女 | 大分市 |
| 揺れやすきポピーのそばにいつも風 | 寺田 初代 | 大分市 | |
| その果ては土の色なり七変化 | 古賀 宣道 | 別府市 | |
| 今日といふいろを大事に額の花 | 上島 幸重 | 別府市 | |
| 子にしたきやうな竹の子貰ひけり | 阿部 寿岳 | 竹田市 | |
| 湧くやうに片言生るる新樹光 | 永吉とし乎 | 別府市 | |
| 軍服の遺影三人夏座敷 | 日隈 翠香 | 玖珠町 | |
| 水を切り水をこぼして夏燕 | 阿部 嬉子 | 大分市 | |
| 鳥帰る風の機嫌の良き日かな | 羽田野晶子 | 大分市 | |
| 青芒女に爪の備へあり | 堤 章彦 | 大分市 | |
| 病む窓に万緑の山せまりくる | 穴井 君子 | 玖珠町 | |
| 朝礼の風新しき衣更 | 安田 郁代 | 大分市 |
○応募者数:150名(300句)
○大会選者(五十音順):倉田紘文・江田居半・河 野 輝 暉・武石花汀・田中三樹彦・溝口独妙
分科会<当日句会>受賞作品
2010年8月1日(日) つるみ荘「カトレアの間」
| 倉 田 紘 文 選 | 特 選 | 蝉時雨くぐり山門くぐりけり | 伊賀上由佳 大分市 |
| 入 選 | 行きずりの人に拾はれ落文 | 富 川 元 女 大分市 | |
| 入 選 | だ石庭の砂のさざ波炎暑かな花 | 花 宮 伸 子 別府市 | |
| 江 田 居 半 選 | 特 選 | 向日葵に号令かけてみたくなる | 堤 章 彦 大分市 |
| 入 選 | 太陽が二つ児に夏来る | 永吉登志子 別府市 | |
| 入 選 | のうぜんの風につかまり咲きのぼる | 寺 田 初 代 大分市 | |
| 河 野 輝 暉 選 | 特 選 | 就活の子に炎天の関所かな | 上 島 幸 重 別府市 |
| 入 選 | 太陽が二つ児に夏来る | 永吉登志子 別府市 | |
| 入 選 | 向日葵に号令かけてみたくなる | 堤 章 彦 大分市 | |
| 武 石 花 汀選 | 特 選 | 十才の記憶が残る終戦日 | 大 津 節 子 大分市 |
| 入 選 | 就活の子に炎天の関所かな | 上 島 幸 重 別府市 | |
| 入 選 | 引揚げの野宿の日々や星月夜 | 猪 原 惠 子 大分市 | |
| 田中三樹彦選 | 特 選 | ポケットに老眼鏡とサングラス | 富 川 元 女 大分市 |
| 入 選 | のうぜんの風につかまり咲きのぼる | 寺 田 初 代 大分市 | |
| 入 選 | 噴水やきのふのことのやうな恋 | 伊賀上由佳 大分市 | |
| 溝 口 独 妙 選 | 特 選 | 向日葵に号令かけてみたくなる | 堤 章 彦 大分市 |
| 入 選 | 恙なきこと称へ合ふ夏越かな | 松 本 公 節 宇佐市 | |
| 入 選 | 夕焼けやまた一日の過ぎにけり | 高砂恵美子 大分市 |
| 互選賞 | カンナ燃ゆ今もどこかで戦火あり | 猪原アヤ子 大分市 |
○参加者38名 ○選者は五十音順によりました。
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| 第50回大分県短文学大会受賞作品 |
主催:大分県・西日本新聞社
2009年8月2日(日) つるみ荘(地方職員共済組合別府保養所)
| 大 会 賞 | 志高きにありて立葵 | 首藤 順子 | 大分市 |
| 飛行士に送るエールや夜の新樹 | 渡辺ときみ | 大分市 | |
| 袋掛されて俗世の木となれり | 松本 公節 | 宇佐市 | |
| 麦秋や水のゆたかに大野川 | 小杉 優子 | 豊後大野市 | |
| 底ぬけの空一点の揚ひばり | 松野アサ子 | 玖珠町 | |
| 今も尚夢追いかけつ畑を打つ | 柴山三代子 | 豊後大野市 | |
| 次 作 賞 | 小判草濁世の汚れなかりけり | 村山 三郎 | 大分市 |
| 一〇〇本のカーネーションの老母祝う | 那須 里子 | 宇佐市 | |
| 小綬鶏のつい深入りをしてしまふ | 渕野 陽鳥 | 大分市 | |
| どくだみを好きになれずに神の庭 | あべまさる | 大分市 | |
| 鯉のぼり母は民話のなかにおり | 辛川八千代 | 九重町 | |
| 教え子はお魚博士島の夏 | 篠田 輝一 | 津久見市 | |
| 誇らかに天を極めし揚雲雀 | 藍沢 博子 | 大分市 | |
| 親よりも大きくなつて卒業す | 野木 俊介 | 臼杵市 | |
| 籐寝椅子父の形になつて寝る | 清瀬 善三 | 宇佐市 | |
| 早苗饗に写真の父も加はりぬ | 奥野 律子 | 宇佐市 | |
| 水馬雲ひき寄せて雲にのる | 富川 元女 | 大分市 | |
| 孫生まる五十年へて幟立つ | 宮崎 清子 | 日田市 | |
| 入 選 | どの風も素直にうけて雪柳 | 山本利代子 | 佐伯市 |
| 峡の村十戸にみたぬ星月夜 | 永田 豊子 | 宇佐市 | |
| 空店舗燕の借りてをりにけり | 野木 俊介 | 臼杵市 | |
| 公園に児ら風となり蝶となり | 扇 女 | 別府市 | |
| 遠く来て一夜知覧の蛍待つ | 阿部 嬉子 | 大分市 | |
| 小さき肩抱いて目高の死を告ぐる | 高田 英子 | 日出町 | |
| 町角に嘘一つ落ち雛の雨 | 吉冨 芳香 | 九重町 | |
| 伊勢参り真面目な人と結ばるゝ | 渡辺 笑子 | 大分市 | |
| 声高の電話が歩く田植かな | 中島 桂石 | 玖珠町 | |
| 鶯へ返す口笛空真青 | 相川 貞子 | 津久見市 | |
| 母の愛等しく受けて燕の子 | 甲斐 梶朗 | 別府市 | |
| 青田風村に一人の一年生 | 安田 郁代 | 大分市 | |
| 日雷玄界灘をころげ来る | 寺坂 近子 | 大分市 | |
| 時刻表通りに燕来たりけり | 村山 三郎 | 大分市 | |
| 蛇が横断すずめも人も見てをりぬ | 三重野靖子 | 佐伯市 | |
| ひとり居て大盛りとなる豆の飯 | 矢頭ミキ子 | 吉富町 | |
| 石積の棚田代掻く老いひとり | 長 章子 | 日田市 |
○応募者数:226名(452句)
○大会選者(五十音順):倉田紘文・江田居半・河 野 輝 暉・武石花汀・田中三樹彦・溝口独妙
分科会<当日句会>受賞作品
2009年8月2日(日) つるみ荘「カトレアの間」
| 倉 田 紘 文 選 | 特 選 | 里山に秋を誘ひし水の音 | 安 田 郁 代 大分市 |
| 入 選 | 天井の柾目涼しき奥座敷 | 清 瀬 善 三 宇佐市 | |
| 入 選 | だんまりをとほしてをりぬ男郎花 | 野 木 俊 介 臼杵市 | |
| 江 田 居 半 選 | 特 選 | 蝉しぐれいつも聴きゐて聴きをらず | 寺 坂 近 子 大分市 |
| 入 選 | 滝すべり後より滝の追ふて来る | 村 山 三 郎 大分市 | |
| 入 選 | 水打つて午後の居住まひ正しけり | 後 藤 史 大分市 | |
| 河 野 輝 暉 選 | 特 選 | 風呂敷をひらけば昭和蝉時雨 | 竹本 ゆう子 大分市 |
| 入 選 | 熊蝉の骸の掃けば鳴きにけり | 片 岡 学 別府市 | |
| 入 選 | ブランドで買ふ飲料水原爆忌 | 渕 野 陽 鳥 大分市 | |
| 武 石 花 汀選 | 特 選 | 甚平の胡坐すぽりと稚児収む | 永吉 とし乎 別府市 |
| 入 選 | 満州の引揚げばなし夕端居 | 猪 原 恵 子 大分市 | |
| 入 選 | 折鶴を孫に教へる原爆忌 | 加 藤 響 子 大分市 | |
| 田中三樹彦選 | 特 選 | 盆とんぼ同じ顔してとび交へり | 猪原 アヤ子 大分市 |
| 入 選 | 一呼吸おいて灼けつく街に出る | 安部 すが子 大分市 | |
| 入 選 | ねぢり花素直になれぬわけのあり | 古 賀 宣 道 別府市 | |
| 溝 口 独 妙 選 | 特 選 | 水打つて打つて心を静めけり | 麻 生 良 子 大分市 |
| 入 選 | 絵ごころをくすぐる雨の花菖蒲 | 吉 原 白天豊後高田市 | |
| 入 選 | 滝すべり後より滝の追ふて来る | 村 山 三 郎 大分市 |
| 雲の峰戦の記憶むくむくと | 恒 任 淑 子 玖珠町 | |
| 高 点 賞 | 故郷の匂ひありけり青田風 | 森 本 文 和 大分市 |
| 心太こころに水の溢れたる | 吉 冨 芳 香 九重町 |
○参加者68名 ○選者は五十音順によりました。
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| 第49回大分県短文学大会受賞作品 |
主催:大分県・西日本新聞社
2008年8月3日(日) つるみ荘(地方職員共済組合別府保養所)
| 大 会 賞 | 花冷や弥勒菩薩の細き指 | 渡 辺 節 子 | 大分市 |
| 尺蠖の五体投地やラサまでも | 鹿野登美子 | 大分市 | |
| 一才の白靴止まること知らず | 中 尾 豊 子 | 大分市 | |
| 闇一つづつ従へて蛍飛ぶ | 押 谷 隆 | 別府市 | |
| 鬼やんま石の話を聴いてゐる | 阿 部 寿 岳 | 竹田市 | |
| かたつむり傾山を背負ひたる | 野 木 俊 介 | 臼杵市 | |
| 次 作 賞 | 一筋の道貫きし立葵 | 相 川 貞 子 | 津久見市 |
| 天領のここが真ん中風薫る | 井ノ口 睦子 | 中津市 | |
| 田を感じ母逝きてより障子がち | 重 吉 登 美 | 国東市 | |
| 夜空見てラムネコロンと昔来る | 丸 山 絹 子 | 国東市 | |
| 初夏の鏡の中を往き来する | 富 川 元 女 | 大分市 | |
| 駄菓子屋に二つ割りした真桑瓜 | 三重野靖子 | 佐伯市 | |
| 田を植えて田圃眺めてをりにけり | 片 岡 学 | 別府市 | |
| 看取り夫囀りの窓広くする | 工 藤 修 一 | 豊後大野市 | |
| 火の山のけぶり畏み牧開く | 河津 あきら | 日田市 | |
| 照れ笑いして母の日の一〇五 | 後 藤 和 子 | 日田市 | |
| ずつと辛抱ずつと貧乏浮いてこい | 阿 部 正 調 | 大分市 | |
| 水槽の鱧寝るときは海の向く | 金 丸 敬 子 | 中津市 | |
| 入 選 | 蕗の葉の傾ぎて風をやり過ごす | 足 立 玉 翠 | 由布市 |
| 万緑を一跨ぎして夢の橋 | 岩野冨士男 | 豊後高田市 | |
| 「帽振れ」の滑走路跡麦熟るゝ | 佐 藤 友 彦 | 豊後高田市 | |
| 鳥雲に入る宝石箱空つぽ | 阿 部 嬉 子 | 大分市 | |
| 身の丈の志あり葱坊主 | 木 埼 英 子 | 大分市 | |
| 冬霞高崎山を湾に乗せ | 永 松 市 夫 | 宇佐市 | |
| 青鷺の清流割つて佇める | 篠崎十一郎 | 大分市 | |
| 土に触れ風の声聴く五月かな | 寺 田 初 代 | 大分市 | |
| 白色に落ち着く老いや更衣 | 溝 口 治 義 | 宇佐市 | |
| 預かりし金魚一匹死なせけり | 河 津 泰 子 | 日田市 | |
| 子燕の顔中口にして黄色 | 足 立 泰 子 | 由布市 | |
| 大草原喰む赤牛や夏兆す | 吉 永 徳 江 | 別府市 | |
| 黙々とこなす役割蟻の道 | 中 尾 豊 子 | 大分市 | |
| 高きより大瑠璃のこゑ風の声 | 江 藤 ひ で | 佐伯市 |
○応募者数:229名(458句)
○大会選者(五十音順):倉田紘文・江田居半・河 野 輝 暉・佐藤冨士男・武石花汀・田中三樹彦
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分科会<当日句会>受賞作品
2008年8月3日(日) つるみ荘「カトレアの間」
| 倉 田 紘 文 選 | 特 選 | 捩花の登りつめたる小宇宙 | 足 立 泰 子 由布市 |
| 次作選 | 炎天のカーブミラーの歪みかな | 堤 章 彦 大分市 | |
| 入 選 | 帰省子の大声で母呼んでゐる | 中野貴美子 別府市 | |
| 江 田 居 半 選 | 特 選 | カンナ燃ゆ千人針の糸の色 | 猪原アヤ子 大分市 |
| 次作選 | 晩夏光心に期するもの一つ | 三ヶ尻千恵子大分市 | |
| 入 選 | 夕刊に折りこまれくる暑さかな | 猪原アヤ子 大分市 | |
| 河 野 輝 暉 選 | 特 選 | コンビニに手配の写真熱帯夜 | 渕 野 陽 鳥 大分市 |
| 次作選 | 空蝉の母の目をして吹かれをり | 片 岡 学 別府市 | |
| 入 選 | 捩花の登りつめたる小宇宙 | 足 立 泰 子 由布市 | |
| 佐藤 冨士男選 | 特 選 | 露涼し夫と二人の万歩計 | 森 田 玉 水 大分市 |
| 次作選 | 八十の知恵出しきつて暑に耐ゆる | 小野久仁子由布市 | |
| 入 選 | 帰省子の大声で母呼んでゐる | 中野貴美子別府市 | |
| 田中 三樹彦選 | 特 選 | おのおのの高さをたもち赤蜻蛉 | 野 木 俊 介 臼杵市 |
| 次作選 | 底紅の紅をたたんで横たはる | 高砂恵美子 大分市 | |
| 入 選 | 扇風機昭和の風を廻しけり | 花 宮 伸 子 別府市 |
○参加者57名 ○選者は五十音順によりました。
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| 第48回大分県短文学大会受賞作品 |
主催:大分県・西日本新聞社
2007年8月5日(日) つるみ荘(地方職員共済組合別府保養所)
| 大 会 賞 | 大前の子ども神楽の若葉風 | 安 田 郁 代 | 大分市 |
| 麦秋の明り一村包みけり | 佐 藤 佳 津 | 津久見市 | |
| ゆるやかな二人の月日豆の飯 | 麻 生 良 子 | 大分市 | |
| 八十の背を正したる藍浴衣 | 小野 久仁子 | 由布市 | |
| 鯉幟団塊という余生かな | 片 岡 学 | 別府市 | |
| 作業表見てゐる庭師走り梅雨 | 工藤 ミヨコ | 大分市 | |
| 次 作 賞 | 新緑の英彦山越えや九十九折れ | 清 末 百 香 | 豊後高田市 |
| 日差しにも風にも菊の匂ひかな | 宇 佐 明 枝 | 九重町 | |
| 母の日の母の笑顔にささえられ | 橋本 真喜子 | 由布市 | |
| 静けさは祈りにも似て朴の花 | 竹本 ゆう子 | 大分市 | |
| 故郷にある楽しみの昼寝かな | 三重野 靖子 | 佐伯市 | |
| 田を植えるたつた五文字の農日記 | 田口 マサ子 | 国東市 | |
| 聖五月日々新しき子の言葉 | 花 宮 伸 子 | 別府市 | |
| ハイカラなケアーハウスに冬の虹 | 近 藤 七 代 | 豊後高田市 | |
| 花種に呪文吹きかけ蒔きにけり | 羽田野 晶子 | 大分市 | |
| 樟落葉石にさはれば石の声 | 石 崎 幸 世 | 別府市 | |
| 煮炊きてふ老いの安らぎ終戦日 | 猪原 アヤ子 | 大分市 | |
| 麦秋やふるさといまも坂のまち | 森本 ゆみこ | 日出町 | |
| 入 選 | 湧き水にうつる卯の花ゆれやまず | 佐田 りつ子 | 宇佐市 |
| 十薬の土蔵の影の湿りかな | 久保 田郁子 | 大分市 | |
| ふらここの光と影の行き戻り | 工藤 小夜子 | 大分市 | |
| よしきりの声に目覚めの一部落 | 足 立 玉 翠 | 由布市 | |
| 夏燕めじろんバスの折り返す | 安部 すが子 | 大分市 | |
| けふも又事なき二人静かな | 岩 本 文 子 | 津久見市 | |
| 緋の彩をからめて花火消え行けり | 平 川 敦 子 | 日田市 | |
| 鵙高音昔の恋のかけらかな | 塩月 すなほ | 佐伯市 | |
| 喫茶名逆に読んだ万愚節 | 伊 藤 和 子 | 豊後高田市 | |
| 夏蝶のつまづく風の段差かな | 阿 部 正 調 | 大分市 | |
| 玻璃へ迷ひ込みたる夏の蝶 | 上 島 幸 重 | 別府市 |
○応募者数:181名(362句)
○大会選者(五十音順):足立雅泉・猪俣国直・大隈草生・倉田紘文・河野輝暉・徳永球石
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分科会<当日句会>受賞作品
2007年8月5日(日) つるみ荘「カトレアの間」
| 足 立 雅 泉選 | 特 選 | 大緑蔭樹齢の風を吹いてをり | 工藤小夜子 大分市 |
| 次作選 | 威銃一村存在感を持つ | 阿 部 正 調 大分市 | |
| 入 選 | 朝涼の首まつ直ぐにスワン来る | 森 田 里 華 大分市 | |
| 猪 俣 国 直 選 | 特 選 | 合掌のこころ自ずと原爆忌 | 後 藤 史 大分市 |
| 次作選 | 威銃一村存在感を持つ | 阿 部 正 調 大分市 | |
| 入 選 | 神の蓮仏の蓮と咲きにけり | 村 山 三 郎 大分市 | |
| 大 隈 草 生選 | 特 選 | 甚平の間合ほどよく応へけり | 今 宮 嘉 子 大分市 |
| 次作選 | 水切りの石新涼の橋くぐる | 佐 藤 佳 津 津久見市 | |
| 入 選 | 水打つて風を誘つておりにけり | 亀 田 俊 美 別府市 | |
| 倉 田 紘 文選 | 特 選 | 香水一滴余所行きの顔となる | 安部すが子 大分市 |
| 次作選 | 大幹の涼しき蔭をいただきぬ | 光 成 え み 大分市 | |
| 入 選 | 鳴きたりぬ蝉の夜泣きでありにけり | 羽田野晶子 大分市 | |
| 河 野 輝 暉選 | 特 選 | 蓮枯れて水の力はうせにけり | 沢 宮 恵 美 大分i市 |
| 次作選 | 一番星見つけて開く月見草 | 甲 斐 梶 朗 別府市 | |
| 入 選 | トントンと刻めばオクラみんな星 | 羽田野晶子 大分市 | |
| 徳 永 球 石選 | 特 選 | 鳴きたりぬ蝉の夜泣きでありにけり | 羽田野晶子 大分市 |
| 次作選 | 閉ざされし生家の門や百日紅 | 清瀬わか子 宇佐市 | |
| 入 選 | 祈る時長ければ蝉も啼きやむ | 花 宮 伸 子 別府市 |
○参加者 58名 ○選者は五十音順によりました。
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| 第47回大分県短文学大会受賞作品 |
主催:大分県・大分県教育委員会・西日本新聞社
2006年8月6日(日) つるみ荘(地方職員共済組合別府保養所)
| 大 会 賞 | 百幹の朴咲き朴の谿となる | 山下かず子 | 大分市 |
| 海山の懐ふかし帰省の子 | 堤 章 彦 | 大分市 | |
| 先生も生徒も一人夏に入る | 四 浦 鳩 | 津久見市 | |
| 伝説の無田千町の青田風 | 峰 麓 々 | 大分市 | |
| ほととぎす顔洗うごと下の世話 | 片 岡 学 | 別府市 | |
| 老犬の瞳の中のチューリップ | 猪股千代香 | 豊後高田市 | |
| 次 作 賞 | 幸せと気づく幸せ光る汗 | 猪原アヤ子 | 大分市 |
| 花嫁の万遍の笑み燕来る | 宮川千代美 | 宇佐市 | |
| 大安の風を捕へしこいのぼり | 坂 本 叡 子 | 津久見市 | |
| 婚もあり弔いもあり麦の秋 | 香 下 壽 外 | 大分市 | |
| ご近所のみなさん元気豆の花 | 後藤千恵子 | 津久見市 | |
| 身綺麗な蛇とでくわす裏参道 | 大島寿美子 | 大分市 | |
| 七十路の恋物語春の雨 | 太 田 行 子 | 玖珠町 | |
| 鳥雲に見合ひ写真のかへり来ず | 阿 部 嬉 子 | 大分市 | |
| 真白なるまゝに崩るる大牡丹 | 安倍 まさ子 | 宇佐市 | |
| スーパーに研ぎ屋きている麦の秋 | 金 丸 敬 子 | 中津市 | |
| 着流しの肩に雨降る桜桃忌 | 篠崎代士子 | 別府市 | |
| 牡丹の崩るる音を聞きにけり | 近 藤 正二 | 豊後高田市 | |
| 入 選 | 貰ひ風呂父の背に見し天の川 | 宇 佐 明 枝 | 九重町 |
| 不器用な夫の一世や竹の秋 | 橋 永 千 歳 | 国東市 | |
| 片言のひとことうれしこいのぼり | 穴 井 君 子 | 玖珠町 | |
| 自転車の少年春をつれてこぐ | 亀 井 円 子 | 臼杵市 | |
| 薫風や弓道部員黒袴 | 原 口 五 月 | 竹田市 | |
| 大寺の大鬼瓦梅雨に入る | 平 田 節 子 | 大分市 | |
| 電子辞書わかりませんと出て暑し | 津 田 龍 子 | 大分市 | |
| 春風に学習机とどけらる | 大 石 睦 子 | 玖珠町 |
○大会選者(五十音順):足立雅泉・猪俣国直・大隈草生・倉田紘文・河野輝暉・徳永球石
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分科会<当日句会>受賞作品
2006年8月6日(日) つるみ荘「国東の間」
| 足 立 雅 泉選 | 特 選 | ブロンズの直立不動炎天下 | 押 谷 隆 別府市 |
| 次作選 | 語り部の数の少なき原爆忌 | 加 藤 響 子 大分市 | |
| 入 選 | 由布岳よりの風存分に夏座敷 | 和 田 恵 大分市 | |
| 大 隈 草 生選 | 特 選 | 日盛りの鍬を冷やしてをりにけり | 森 田 玉 水 大分市 |
| 次作選 | 膝を正して八月の十五日 | 阿 部 嬉 子 大分市 | |
| 入 選 | ゆけむりの伸び美しき秋意かな | 峰 麓 々 大分市 | |
| 倉 田 紘 文選 | 特 選 | 星一つ従へ月の涼しかり | 押 谷 隆 別府市 |
| 次作選 | 涼風がきてそのあたりなごまする | 平 田 節 子 大分市 | |
| 入 選 | 膝を正して八月の十五日 | 阿 部 嬉 子 大分市 | |
| 河 野 輝 暉選 | 特 選 | 甚平の口閉ざしゐる平和論 | 篠崎代士子 別府市 |
| 次作選 | 蟻の道踏み潰すなよ第九条 | 後藤 たかし 大分市 | |
| 入 選 | 今降りる七夕の夜の滑走路 | 森 本 文 和 大分市 | |
| 徳 永 球 石選 | 特 選 | 日盛りの鍬を冷やしてをりにけり | 森 田 玉 水 大分市 |
| 次作選 | 空蝉の渾身といふ形かな | 後 藤 史 大分市 | |
| 入 選 | 次の間の母にもの問ふ夜の秋 | 森 本 文 和 大分市 |
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| 第46回大分県短文学大会受賞作品 |
主催:大分県・大分県教育委員会・西日本新聞社
2005年8月6日(日) つるみ荘(地方職員共済組合別府保養所)
| 大 会 賞 | 田水張る棚田に力つけにけり | 佐藤美智子 | 九重町 |
| 蜷の道月日しづかに流れけり | 村 山 三 郎 | 大分市 | |
| 燕来て賑やかになる牛舎かな | 武石寿恵子 | 玖珠町 | |
| 身ほとりの影より日脚伸びにけり | 中野貴美子 | 別府市 | |
| 海底の器に返す冬至の湯 | 河 野 則 子 | 国東町 | |
| 若葉風鏝絵の鯉の動き出す | 渡 辺 節 子 | 大分市 | |
| 次 作 賞 | 夫の背に踊る木漏れ日著莪の道 | 荒 金 敏 子 | 中津市 |
| 五月来ぬひとつばたごの花明り | 小 野 武 子 | 玖珠町 | |
| 大木の心音を聴くみどりの日 | 野 木 俊 介 | 臼杵市 | |
| 合歓の花空やはらかくなりにけり | 猪原アヤ子 | 大分市 | |
| 花菖蒲声も似て来し姉妹 | 工藤小枝子 | 大分市 | |
| ながながと青田曳きずる電車の灯 | 水谷純一郎 | 中津市 | |
| 目礼をして少年の涼しき瞳 | 光 成 え み | 大分市 | |
| 退屈をまぎらす池のあめんぼう | 坂 本 叡 子 | 津久見市 | |
| 恋知らず戦死の兄よ葱坊主 | 日 隈 道 子 | 玖珠町 | |
| 万緑の傘寿の自身や心電図 | 木 村 久 子 | 国東町 | |
| 畳屋のある町内の明易し | 阿 部 正 調 | 大分市 | |
| 母の日の夫の形見の吾子二人 | 伊 藤 和 子 | 豊後高田市 |
(注)ほかに入選句として11作品が選ばれました。
○大会選者(五十音順):足立雅泉・猪俣国直・大隈草生・倉田紘文・河野輝暉・徳永球石
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