平和記念公園開園式(1995年10月8日)

平和を愛するみなさんの願いによって

悲劇の地が天女舞う平和になりました

こどもたちと平和を語り合う公園にしましょう

(平和公園紹介リーフレットより)

元捕虜ジャック・ミューディー氏の挨拶
今日は歴史的な日です。上越市の皆さんは捕虜収容所という暗い歴史を持つこの地に、永久平和と友好のシンボルとして輝き続ける公園を造りました。一地域の住民がこのような素晴らしい行為ができると言うことを全国に示す日となるでしょう。

お子様を連れてこの公園を何度も訪れて下さい。そして、この地に昔、捕虜収容所があって、三百人のオーストラリア人が、悪いことをしたからではなく、よその国の人間という理由だけで、虐待を受けたという話をして下さい。

その暗い日々を乗り越え、戦争が二度とあってはならないシンボルとして公園が造られた、と話して下さい。さらに、こういう約束もさせて下さい。大人になったら、自分の子をこの場所に連れて来て、大きく育った記念樹と人々を見守る平和記念像の下で、今日の私たちのビジョンを伝えるという約束を。

子供に、メッセージを伝えて下さい。「我々はやむを得ない時は日本を守るが、戦争を始めることは決してない」と。このような誓いをすべての国の人が守れたら、どんなに素晴らしい世界になるでしょう。

あの国旗をご覧なさい。日本の国旗には太陽、オーストラリアの国旗には星があります。二つの旗の間で昼と夜が一緒になって、今日の私達の誓いが日夜永遠に続いてゆくということを、ここにおられる皆様、そしてその子供、またその子供も、国旗を見るたびに思い出すことでしょう。

両国の国旗をたたえて下さい。そうすればそれぞれの国をたたえることになります。

私たちの心が愛で満たされていれば、憎しみの余地はありません。心が平和で満たされていれば、戦争を考える余地はありません。

ご臨席の皆様を心から祝福いたします。皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。皆様と皆様の愛する人々に心からのご挨拶を申し上げます。皆様がオーストラリアにいらっしゃる機会があれば友人として心から歓迎いたします。

私たちをお招きいただき、ありがとうございました。