〜生涯最高の思い出〜
モーロングの農家のホームステイ
|
|
97年8月13日から28日のオーストラリア滞在は、生涯最高の思い出の一つです。
宿にしていただいた家は三つ、その一つは、所はモーロングという農村の農家でした。ご夫婦は同じ齢、35歳の若さで、私にとっては子供夫婦同様。ちなみに私71歳。 ご主人は長身でスポーツマンタイプの好男子、奥様は立派な体格でとても可愛い顔の美人。 11歳の長男、9歳の次男、3歳の三男、1歳の長女、みんなみんなと手も可愛い子供さん達。とくに長男は、弟や妹の面倒見の良い貴の花によく似た心優しい男の子、敬服脱帽です。 十日間程の滞在でしたが、私の存在がまったく違和感なしという、大らかでくったくなく思いやりを感じる日々でした。 クリスチャンでは11歳になると祝福を受けるらしく、私は長男のためのその行事に教会へ連れて行かれました。それも家族の一員のような扱いからでしたし、周囲の人々にも何のこだわりも見えませんでした。 行事の後、持ち寄ったスナックをいただきながらのおしゃべり、私が若い方々のターゲットになり、家のご夫婦が帰りを促したのに離してくれない程でした。おおらかで思いやり深く、人に優しいすてきな人々でした。 ・・・どこかの国の偉い政治屋さんが、人に優しい何とかと言ったのを聞いたようでしたが、自分にだけやさしいということなんですかね・・・ 話が戻ります。彼らの毎日を楽しく生き、助け合い、他人に迷惑になるようなことはしない生活を見ていると、自由とはそういうものなんだなあとつくづく思いました。 |