上越日豪協会は平成８月６月に会員約１００名で結成されました。前年の平成７年１０月に上越市を始め、平和を願う市民、県内外及び外国の皆様のご協力によって、直江津捕虜収容所跡地が平和公園となり、平和友好像が建てられたのがきっかけでした。

戦争中、直江津捕虜収容所で６０名のオーストラリア兵が亡くなり、戦後、そこで働いていた日本の警備員８名が犠牲になりました。そんな悲しい事実を通して、戦争がいかに残酷で理不尽なものであるかと言うことを、次世代に身近な歴史として語り継ぎたいと考えました。何もしなければ平和を維持することはできないので、少しでも役に立てるようにと会を組織いたしました。

公園には大勢の人たちが訪れてくださいます。時々は外国のお客様を案内することもあり、大変感激してくれます。先日、聖火ランナーとして上越へ来られたルイ・ザンペリーニさんも公園を訪れて心の空白を満たすことが出来たと言ってくれました。

会では８月に「平和の集い」、１０月に「平和講演会」を催しております。その他、オーストラリア訪問、英会話学習会（出席者約７０名）、ホームステイ受け入れも行って、お互いの親睦を図ると共に国際交流に必要な勉強もしております。

会員を募集しております。どなたでも入会して下さい。催し物だけの参加も可能です。
 

会　　長　　山賀　昭治
事務局長　　関川　幹雄
 

詳しい案内をご希望の方は、以下のメールアドレスへお問い合わせ下さい。

 

近藤　芳一　mailto:yoshi-ko@max.hi-ho.ne.jp