ロバート・ボブ・ドラモンドさんと

木村 トシ子 

 
かんたんに宿を引き受けてしまいましたが、相手のミスターボブはどう思われたでしょう。家族は少しの単語しかわからず、申し訳ないことをしたと反省しております。彼(ボブ)の方は、辞書とメモ用紙を持ちながら理解してくださるよう頑張っておりました。三度目の来日とかで、少しは日本語を話せましたが、とにかく一生懸命覚えようとしているその姿勢には頭が下がる思いでいっぱいでした。中でも「分かりません↑」の日本語がとても上手で、私も彼の話を聞きながら、つい「分かりません↑」とイントネーションが似てしまい、顔を見合わせて笑ってしまいました。食事の方は、自家製のヨーグルトがとてもお気に入りのようで、ほめてくださるので、毎食おだししました。箸の使い方も慣れているようで、とても上手でした。 

また、高田図書館での案内は八木先生が他方面に渡ってくわしく御紹介してくださいましたので、とても助かりました。 

今回の事を通して今まであまり感じなかった家族の協力、特に息子を再発見するよい機会でありました。反省を含めて書きました。