今月の一言
11月
朝晩の冷え込みが感じられるようになってきました。今年もあと2ヶ月です。
これからは紅葉の時期ですので、旅行などにも良い季節です。
ここ数年は夏からの猛暑続きで、本当に涼しくなるのか?と思っていましたが、しっかりと気温は下がるようです。
気温が下がってくるこの時期になると、手足の冷えや痛み、
痙攣(けいれん)
がでてきます。
「けいれん」は全身に起こりえる症状ですが、下肢(太もも、ふくらはぎ、足裏)に多く、 一般的に
「ビタミン・ミネラル不足による筋肉の異常収縮
」といわれています。
俗に言われる、「こむら返り」や「足がつる」と、呼ばれている症状です。
運動中や後の疲れた状態、明け方などにおこりやすくなりますが、今の季節であれば、
気温の低下からの冷え
が考えられます。
1.おもな原因
1) 運動にて大量の汗をかいた
2) 寒さで体表面が冷えた
3) ダイエット中などでの食生活が乱れた
4) 妊娠後期
5) 神経症状(坐骨神経痛など)
6) 体幹を使わずに手足のみの運動で筋肉に負担をかけすぎた
などですが、いろいろな症状が隠れていたり、発展してしまったりする場合もあります。
隠れた症状の代表的なものは、心筋梗塞・糖尿病・下肢静脈瘤(エコノミークラス症候群)などです。
ふくらはぎは第二の心臓
とも呼ばれていますので、注意が必要です。
発展した症状は、肉離れ・腱断裂などの筋肉自体を傷めるものです。運動中に多い症状となります。
つった状態と肉離れの症状は、明らかに違います。
動かさなくてもズキズキ痛む、痛い部位に熱感がある、筋肉に力を入れると痛むのはこの症状です。
2.対処・予防法
1) つった筋肉をのばす(肉離れ症状は逆効果となるので注意)
2) 筋肉を冷やしすぎて硬くならないように、軽めのストレッチや入浴をおこなう
3) 定期的に水分や栄養補給する(スポーツ飲料やマグネシウム・ビタミンEなど)
4) 骨盤を正しい状態に矯正する
5) 正しく体幹を使い、手足の筋肉に負担をかけない
などです。 簡単に言えば、
つったら伸ばす
!です。
つった部位をほぐしてもかまいませんが、強く押しすぎるとさらにつったり、筋肉を傷めたりしますので、押さない方が良いと思います。
そして、適度な運動やお風呂などで筋肉を温め、つらない状態にしておくことも大事です。
ただし、汗をかいた後は水分と栄養補給をおこなってください。
最近では、漢方の芍薬(しゃくやく)なども即効性があるといわれていますが、いくつかの方法を試してみて、自分にあった対処法を会得することも大切です。
色々なことに共通していますが、予防と早めの対処が大事です。
みなさんもぜひ参考にしてみてください!
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