1998/7/19晴れ 7/20 くもり
日程 剣沢(4:10)→源治郎尾根取付き(6:45)→1峰(9:50)→2峰(10:45)→剣岳(12:40=14:00)→前剣(14:50)→剣山荘(15:55=16:10)→剣沢(16:50)
感想
剣岳 源治郎尾根
1峰を望む
剣沢を下っていき平蔵谷を越えたあたりが源治郎尾根の末端となる。源治郎の取付きは、末端付近から鮮明に足跡がついているのでそれを忠実に登る。下部は急騰のハイマツのぼりでなめてかかると苦戦を強いられる。また予想以上に浮石が多いので注意が必要。ルートは足跡をたどれば確実に頂上にたどり着くことが出来る。
剣岳 源治郎尾根
源治郎1峰より2峰を望む
一峰までの登りは浮石が多く落石に注意が必要。本当は私と本田氏で源治郎尾根 1峰名古屋大ルートの登攀をする予定で入山したが、下部の藪こぎと前日の疲れでトライをあきらめる。(1峰及び2峰の登攀を行っているパーティーはなかった。)本峰南壁は何パーティーか取付いているようであった。
1峰から2峰までの縦走は何箇所か3級クラスの登攀要素が出てくる場所がある。また2峰の登りも1峰の登り同様にガレている場所があり自分も上からの落石を手に当ててしまった。
剣岳 源治郎尾根
2峰の懸垂下降
2峰の懸垂は源治郎尾根唯一の懸垂でその懸垂ポイントもしっかりしており40mザイル2本あれば一気に懸垂で下り降りることが出来る。1本でも中間にしっかりしたビレーポイントがあるので問題はないと考える。
剣岳 源治郎尾根
剣山頂より源治郎2峰を望む
懸垂後本峰間での登りは300m位あり1時間半もあれば頂上にたどり着くことが出来る。
剣岳 源治郎尾根
剣岳山頂
結構体力の消耗はしていたのだが簡単に頂上にたどり着くことが出来た。 今回の山行は絶対ほかの人がやらないような八ッ峰及び源治郎尾根の縦走を楽しむことが出来ました。また両日ともに天候に恵まれ剣岳の良さを改めて感じることができました。
剣岳 源治郎尾根
剣岳 源治郎尾根



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