1998/8/23晴れ
日程
前の日に白山に登ってから向かう。河原坊→福井→富山→滑川(19:00=23:00)→馬場島→(0:30=3:30)→松尾平(4:10)→早月小屋(8:00=8:30)→剣岳(10:30=11:30)→早月小屋(13:00=13:45)→馬場島(15:45)→滑川→上越→草津→高崎→行田→野田→佐倉→家
今まで剣岳.早月尾根は、積雪期及び残雪期のみ登ったルートである。よって今回夏にくるのは始めてであり時期的にも非常に暑い時期であったのでその辺が心配でした。今回は日帰りで早月尾根から剣岳を登りに行った。予想として往復ガイドブックで15時間かかることになっているので夜が明ける前に出発することとする。松尾平を通過する頃夜が明けてくる。高度を稼ぐうちに日も昇り始め時間が過ぎていく。このルートは早月小屋が見えてからが時間がかかり気持ちの上で苦戦を強いられる場所である。それでも早月小屋についたのは8時頃にであった。ここで休憩をし頂上に向かって出発をする。ここから頂上までは2時間もあれば山頂を踏むことが出来るのでこれで頂上まで行って日帰りをすることが同然と確信をする。しかしここからルートの核心部で獅子頭とカニのはさみがありこの場所は鎖場の連続である。ここを通過すれば別山尾根との分岐を通過しまもなく頂上となる。頂上に到着したのは何と10時過ぎに到着。当初の予定より2時間山頂に着くことが出来た。この日は天気もすばらしかったので、南には槍ヶ岳、正面には鹿島槍ヶ岳、白馬岳まで見渡すことが出来た。そして時間もかなり早かったので頂上で30分くらい昼寝をしてから下山をした。早月小屋には13時頃到着。夏場であったので非常に蒸し暑くなっていた。早月小屋で休憩をしているときに面白い話しを聞き、それは今回早月尾根の日帰りの話しをしたら、もっとすごい話しを聞き、新穂高温泉から三俣蓮華を通過し鷲羽岳を日帰りしたとか、神岡から黒部五郎岳を日帰りしたとかという話しを聞いた。世の中には信じられないことをする人がいると思ってしまう。そんな話しを聞いた後、われわれは馬場島まで4時過ぎに下山することが出来た。
剣岳

 

剣岳



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