やまあそオフ

若杉原生林にてブナの森林浴
森林浴の森日本100選らしい・・・言う(書く)だけでなく行動も伴って欲しいと拙に願う
駐車場近くの看板

日 付
 平成17年5月5日(木) こどもの日
ルート
 峰越峠〜江浪峠〜若杉峠〜若杉原生林駐車場
天 候
 晴れ
同行者
 いっぱいで不明。とにかく17人集まったらしい・・・

概 要
 今年のGW(ゴールデンウィーク)は、祖父母の法事があったため、舞鶴(京都府北部)の実家に帰ることとなったが、折角帰るのであれば地元に近い山を歩いてみたくなり、久しく連絡をしていなかった「やまあそ」さんにアクセスしたところ、若杉原生林の山歩きに誘われ、二つ返事で参加することになった。
 あとでよく考えると、若杉原生林は鳥取・兵庫・岡山の県境付近で、決して地元に近い山では無かったのだが(というかかなり遠い^^;)、それはそれで久々に懐かしい方々ともお会いすることができ、春の一番すがすがしい時期にブナの森林浴で気分をリフレッシュすることが出来た。 

09:00 時間との戦い
 日本人は教訓を生かさない生き物であると言われる。伊勢に引っ越して、すっかり低徘(低山徘徊派MLつながりの人達)の掟を忘れてしまった私は、集合場所には30分前に到着していなければならなかったのに、地元の道路で迷っている内に高速道路に乗るのが遅れ、どんどん時を刻む時計とにらめっこしながら、第1集合場所のコンビニへ車を走らせていた。
 それでも5分前にはコンビニに到着したのだが、当然のごとく「やまあそ」氏の姿はなかった。
 「ぴゅー〜るるるーー」

 携帯電話の恩恵にあずかって、なんとか第2集合場所である若杉天然林の駐車場には(時間ぎりぎりに)到着できたのであったが、そんな当たり前のことすら忘れてしまっていた自分に少しがっかりしてしまっていた。おそらく集合されていた皆様は1時間ぐらい前から待っておられたのだろう。久しぶりとは言え、私を見ていつもと違う雰囲気を感じられておられたのなら、こんなことがあったためであろうと思う。

10:00 峰越峠
 若杉の駐車場から数台の車に分乗して峰越峠へ向かう。ここで、集まった人たちの紹介があったが、なんと総勢17名。当初メールにて聞いていたのに比べると、にぎやかになったものだ。今日は5月5日「子供の日」なのに、皆さん子供はほったらかしにしてこられたのだろうか?それとも既に子供たちにはほったらかしにされる年代になってしまわれたのだろうか?(失礼)。唯一、かねちゃんはお子様と一緒に参加されており、今時の若者も捨てたもんではないと胸を撫で下ろしたのだった。(青二才という意味では、私も若者の部類ではあるのだろうが・・・)

びっくりするほどの人達が集まっていた
 ちょっとびっくりしたのが、テレマーク・スキーで知り合ったわーさんが参加されていたことだった(楽しいお話ありがとうございました)。また私が知っている低徘の主要メンバーも勢揃いしておられて、改めて「やまあそ」さんの人望の厚さに感心してしまったのだった(氏が主催されるミニオフには何かあるぞと期待させるものがあるんだろうなぁ)。

11:30 江浪峠
 「ちょっと物足りないコースかもしれません」そんな、「やまあそ」さんのメールであったが、そんなことはなかった。体力的に厳しくなくても(厳しくなかったわけではないが・・・)、藪こぎしなくても(江浪峠への藪こぎはあったが・・・)、そう言うものでは山歩きの満足度は量れない。もちろん、今回は太陽に輝く新緑のブナに会えただけで私は十分に満たされていた(感謝)。

江浪峠と書かれた看板から藪をかき分けていくと本当の江浪峠がありますが、もうほとんど峠とは呼べないほど藪ってます
 「山登りって何が楽しいの?」と聞かれることがあるが、「行かない人には理解できないよ」と答えるしかないだろう。山で出会うどんなに素晴らしい風景も写真に撮ってしまうと、感動も何も残らない画像になってしまうからだ。もちろん、それを素晴らしく撮影出来る人はいる。残念ながら私の撮った写真は、「あんなに素晴らしい景色がここまで落ちるか!?」ってくらい、くだらない模様に変わってしまっていた。
これが一番まともな写真かな〜?でも、つまらないでしょう?

13:30 若杉峠とオカリナ
 若杉峠近くの東屋にて、久々に「やまあそ」さんのオカリナを聞いた。どうやら自作のオカリナらしい。私も山登りには必ずオカリナを持参しているが、人がいるところでは吹いたことがない。社交辞令として「一曲どうぞ」と勧められたが、丁重に辞退させていただいた。少なくとも音が反響するような谷でないと、あまりにも情けない音しか出ないのでオカリナは吹く気になれない。それに、今回は人が多すぎた。

14:10 巨大熊事件
 伊勢の山では信じられないことではあるが、この山域にはまだ谷の日陰にひっそりと雪が残っている。特に今年はシーズン後半にたくさん積もったようで、最盛期には楽しいスキー・ハイクができたようである。
 ひとり残雪を見物に行ったやまあそさんが「うぉーー、なんじゃこりゃ〜」と騒ぎ出したので、何事が起こったのかと駆けつけると雪面にものすごい大きな足跡らしきものが刻まれていた。
 「熊か?」「雪男か?」「誰かのいたずらか?」(←可能性高い)「自然の神秘か?」
 こんなことがあるのも、いろんな人達と登るからだろう。

熊騒動

15:10 全員無事下山した?
 若杉峠から駐車場へ下るには2つのルートがあり、ここで2グループに分かれたので、私は花の多いと言われるルートを選択した。しかし本当の事を言うと、「私は花にはあんまり興味がないようだ。」
 名前を聞いてもすぐに忘れてしまうし、写真に撮ってもうまく撮れないし・・・(これは技術のせい?)。興味があるのは、同行している人が花を見つけて喜んでいる姿を見ることかなぁ?と思う。地面に這いつくばったりして観察している姿をみると、自分がキノコを眺めている姿を見るようで嬉しくなってしまう。そんなことを考えながら歩いたりすることも、山歩きの楽しみの一つなんだろう。最初に集合した駐車場に到着すると、もう一方のルートへ向かったグループはまだ到着していなかったが、これから伊勢まで帰ることを考えると、全員の無事を確認することなく帰宅の途につくことにさせてもらった。
 GWの最終日であったが、帰宅の道は宝塚TNのちょっとした渋滞(15km)だけで、ストレスもなく帰ることができた。おそらく、普段ならイライラしてしまう渋滞も、ブナの森林浴のお陰で緩和されていたのだろう。いい休暇をとらせてもらった。

終わりに
 山が好きです。兵庫の山が大好きです。ブナはもっと大好きです。そう言えば自分にとって一番の山である「氷ノ山」はブナの宝庫でした。そんな山が少なくなっていくのは寂しいことです。
 伊勢に引っ越してから、近くの山を歩いても何か物足りないものを感じていました。確かに三重県にはブナは生えていません。でも物足りないのは多分そんなことではないのでしょう。
 今回、「やまあそ」さんが企画される「ブナ林散策オフ?」に参加させて頂き、本当に久しぶりに低徘の方々と再会し、人の手で自然がどんどん変わっていくなか、皆様が相変わらずそれぞれのスタイルで山歩きを続けられていることに、なぜか安心している自分に気が付きました。
 最近あんまり山歩きをしなくなった(したくなくなった)理由が少しだけ分かったような気がしました。

 またいつか、どこかの山域にて・・・祈再見

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