えびちゃんの山行記録

(北摂)愛宕山Uから昼ヶ岳へ
愛宕山U
2つの鋭鋒を持つ愛宕山U

日 付
 平成13年12月1日(土)
ルート
 愛宕山南側〜愛宕山2峰〜倉谷山〜昼ヶ岳〜反射板〜鳥飼山〜出発点
 (稜線を環状に縦走)
天 候
 晴 れ

概 要
 知る人ぞ知る北摂の山バイブル「かねちゃんのHP」によると、北摂には愛宕山が4座あります。そこで前回登った堂床・丸山の西の愛宕山を(峰が3つあるので)愛宕山V、そのさらに車道を隔てて西にある愛宕山を(峰が2つあるので)愛宕山U、かねちゃんのHPに記録のある山を(峰は2つありますが最初に紹介されたので)愛宕山T、篠山(母子)のそばにある山を愛宕山Wと便宜上呼ぶことにします。
 今回、愛宕山Uに登ろうと思ったのは、この山から堂床・丸山や愛宕山Vがよく見えるだろうと思ったからなのですが、それではちょっとお手軽すぎるので、西にある昼ヶ岳へ円を描くように縦走してみることにしました(地図参照)。・・・・予想外に大変でした。

昼ヶ岳

09:40 小さな祠から愛宕山南峰へ
 愛宕山Uへは東の霊園から登ればすぐなのですが、環状縦走を達成するために国土地理院の2.5万図の破線を信じて南から登ってみました。が・・・・・やっぱりヤブでした。小さな祠がある所から直登すると、それらしき道が現れるのですがここ数年は人が通った形跡がなく、草の枯れたこの時期でなければ到底前には進めなかったでしょう。
ヤブを愛宕山へ

10:05 南峰 10:30 本峰
 低い峰である南峰山頂には巨大な岩があり、昔は麓からこの岩が見えたんだろうな〜と想像できますが、現在ではほとんど展望がありません(人が来ている気配もなし)。ここから北へ転げ落ちて登り返すと愛宕山U本峰となりますが、ここには祠と山名板があり、猪名川霊園への道もしっかりついていました。ただし、かなりの急な上り下り・・・・そうです今回の縦走のほとんどがヤブと激上り激下りの連続なのでした。ちかれた〜。。。。
愛宕山U(南峰と本峰)

11:05 倉谷山に到着
 愛宕山から今回の縦走で唯一の三角点がある倉谷山へは良く踏まれた道で、快適に歩けましたが、なんだか車のエンジン音で騒がしいのです。藪越しにみると近くに(カートの)サーキットがあるようです・・・。静けさを求めて来るのなら、この山域はガッカリさせられるでしょう。もしかするとこれが今回歩いたルートをヤブ道にしてしまった原因なのかもしれません。倉谷山から北への稜線はうっすらと道はあるのですが、どう見ても年間交通量が2桁に満たないような山道でした。
倉谷山
 倉谷山から北へ思わず呻き声をあげたくなるようなヤブを抜けると開けた稜線に出ます。この辺りから赤いプラ杭(偽物)が稜線沿いにポツポツと打ってあるのでそれ沿いに歩いていると何かおかしい。。。。そういえばいつの間にかサーキットのエンジン音も消えている。コンパスで確認すると北に向かって歩いているつもりがなぜか南に向かって歩いていました(@@)。歩きやすい道を何も考えずに歩くと危険ですね〜(まあ、変なところへ下山してしまうだけで遭難はしませんが・・・・これが北摂の山の良いところ^^;)
 しばらく行くと、今度は赤黒のプラ杭(本物)が現れますが、これは稜線沿いに打ってある杭なので道がない今回のルートにはいい目印になります。

13:05 くたびれて昼ヶ岳
 まいりました。。。旺文社のエアリアマップには反射板があるピークが昼ヶ岳となっていたので、反射板目がけてヤブ漕ぎしていたらとんでもないルートを歩いてしまいました。身の危険を感じて稜線へよじ登るとたまたま道標があり、反射板のピークとは反対方向に昼ヶ岳への矢印が・・・・。
 ここで慌てて国土地理院の地図を見ると確かに、昼ヶ岳は反射板の北にあるピークとなっていました。どうやら、ヤブ漕ぎしながら本当の昼ヶ岳をを捲いて歩いていたようです(;_;)
昼ヶ岳山頂にて
 昼ヶ岳への登り返しはとても急でしたが、精神的にも絶壁に思えました。(実際に草木を掴みながらでないと登れないような道です)しかし山頂でくたびれていると、初めて(六甲がテリトリーらしい)人に会いこの山が一応世間に知られた山であることに少し安心感を覚えました(^^;三角点はないけれど・・・この人以外には誰にも会わなかったけれど・・・

13:40 反射板からの眺め
 今回のメインイベントである反射板からの眺め。ここから猪名川三山を眺めるためだけにこの山に登ったといっても過言ではないぐらい・・・・愛宕山Uから愛宕山Vへの眺めも良かったですが、ここからの眺めは今までの苦労を忘れさせてくれました。ただし、ここから鳥飼山〜下山のさらに厳しい激登り激下り&ヤブ漕ぎはこの素晴らしい眺めの感動を見事に消し飛ばしてくれました・・・(x_x)

猪名川三山

14:40 鳥飼山山頂
 ヤブの激登り激下りがこんなにきついものとは・・・・。って感じで鳥飼山へ。鳥飼山の下山道は木とか石に赤いペンキが塗ってあるので間違えないのですが、その通りに降りていくと、出発点に戻れないので、またまたヤブ漕ぎ(崖ヤブ・最悪)で2.5万図の点線林道へ降りていきます。昔は立派だったかもしれない点線林道も現在は完全なヤブとなっており、もう思い出したくもありません。
鳥飼山

終わりに
 今年最後の山で図らずも、ヤブ山を心の随まで堪能することができました。09:40に出発して下山したのが15:40なので、あの短い距離を歩くのに6時間もかかったのです。これでしばらく山に行きたい気持ちも薄れてくれるでしょう(^^;来年の春には、残りの愛宕山T、Wを訪れて北摂・愛宕山シリーズを完結させたいものです。

登山地図はこちら

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