長野県の野沢温泉スキー場には我が国で唯一の「日本スキー博物館」があります。ここには日本スキーの発祥から今日までのスキーコレクションが詰まっています。この博物館はテレマーカーだけでなく全てのスキーヤーが見る価値があるでしょう。入館料も３００円と安い！

日本スキー博物館（野沢温泉）

　下に紹介した以外にも、初期から現代までの板が無数に展示してあります。昔の板にはエッジが無かったんね〜。しかし、オーストリアのハンネス・シュナイダーは１８０度のジャンプターンで弾丸のように滑降したという。

　ヒールフリーのバインディングも多数発見！ただしテレマークターンをしてたかは疑問ですね〜。

　唯一発見したテレマークに関する展示品。後ろ足の膝が雪面についとるよ！ものすごい急斜面をものすごい姿勢で滑ってます。（テレマークスキー技術書からの写真らしい）

　これは珍しい！ＶＯＬＡＮＴの板かと思った。滑走面がアルミ製で摩耗を防止しようとしたらしいが・・・。

　残念ながら、時間が無くてゆっくり見学することができず、後ろ髪を引かれる思いで、この博物館を後にすることになりましたが、一本杖のスキーなども展示してあり、モルゲダール・スタイルを追求する上でも、大変参考になりました。機会があれば是非もう一度来館したいものです。