八尾市立歴史民俗資料館 河内木綿の部屋(2)
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(2)河内木綿の特徴



河内木綿 竪縞長着、菊花唐草文蒲団地、家紋入鶴亀文蒲団地、桐に鳳凰文蒲団地



河内木綿は庶民の衣料でした。
その特徴は、糸が太く、ごつごつした肌ざわりにあるといいます。
しかし、洗うごとに布地は滑らかになり、しかも丈夫で長持ちするということから、
仕事着などに最適であり、
また、商家の暖簾(のれん)や幟、また蒲団地などに重宝がられました。

河内木綿文様や柄は多種多様で
はっとするほど美しいものがたくさんあります。

特に、縞柄は「河内縞」という言葉があるほど
河内木綿の特徴の一つで、
さまざまな柄が創意工夫されています。
また、型染による紺地に菊花唐草文などの文様も
よくみかけます。
さらに、婚礼の際の蒲団地には、
時には、絵の心得のある無名の染織職人が
鳳凰や鶴亀などの吉祥的な絵柄を
フリーハンドで豪快に描いています。

江戸時代には、庶民の布地として、美よりも用に重きが置かれた河内木綿ですが、
今日では、改めてその美が注目されています。





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