


2004年4月からサボテン栽培を始めたので技術を語れる身分ではありませんが、短い経験の中で私なりに感じたことを述べたいと思います。
購入当初は室内の日当たりの良い場所に置いていましたが、変化もなく但じっとしている状態。サボテンからしてみれば但生かされている状態だと思います。
次にその年の夏、フレームを作りました。畳1枚分の広さで、屋根がホップアップ出来る構造です。この構造は換気が良いように見えますが、思ったほど効果がありませんでした。風は屋根伝いに上方を流れるだけでした。中のサボテンには、風は僅かに届くだけで夏の温度管理は非常に難しいものがありました。私の場合、黒く塗装をしたために昼の温度が外気よりも30度以上高くなることも屡々でした。種類によっては、遮光しても日焼けしてしまう始末です。何も知らないと無謀な事を平気で行います。この時、花芽の出来たサボテンが花を咲かせたのは50パーセントで、残りは花芽が出来ても干からびてしまいました。当然環境が思わしくないので、花芽すら造れなかったサボテンも有ったと思います。フレームを作るときは白い塗装、出来れば壁面に通気口が有れば、良い環境になるのかな?と思います。
そして今年の4月、念願の温室を作りました。フレームの換気では、苦労をした為ビニールハウスでは出入り口を前後に備え付けました。風は通り抜けますが、夏場は45℃位迄で上昇します。その為、サーキュレーターを使いました。ビニールハウスの効果は、目を見張るものがありました。フレーム内では1週間以上、蕾から変化の無かった月の童子や、羅紗錦がビニールハウスへAM10:00に移して3時間後には満開状態になりました。その後、数日の間に月の童子は3倍位に膨れ上がりました。ミニマ等は、四月後半から半年間咲き続きました。。枯れてきた花の脇で既に蕾がスタンバイしています。スクレロ、パルビフロースは2年間の沈黙の後、漸く目を覚してくれました。ちなみに、培養土はフレーム栽培時から換えていません。
左の画像は、2006年10月に種を撒き既に25p迄生長したパキラです。僅か一ヶ月で此所まで生長しました。当然の事ながら、パキラすら環境が好ましくないと発芽しません。このことはサボテンにも言えると思います。培養土については既に、上級者の方々がホームページ等で明らかにされていますので、其方を参考にして自分流にアレンジすると良いと思います。しかしサボテン環境は彼らが微笑んでくれるような設定にしてあげないと花を付けることは難しいと思います。
太陽光・温度・風
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左の画像・上:エキノマスタス栄冠、発芽一ヶ月後、育苗機育ち 下:Em erectocentrus昨年実生温室育ちです。上が一年、下が一ヶ月?大きさは殆ど変わりません。肌つやは抜きにして、一番の違いは太陽光と加温時間。温室育ちは日の出で鉢が温められ、日没で冷やされます。此は栽培者にはコントロールできません。一方、今年実生苗はゴムマットヒータ(園芸用)を利用、今年2月に発芽し現在に至ります。ゴムマットヒータは12時間加温、その後電源OFで自然に冷えていきます。昨年もゴムマットヒータを利用し冬から実生を楽しんでいますが、頃合いを見計らい温室に移しても上手く育ってくれません。温室内での実生苗はもっと育ちが悪いです。原因は日照時間にあると思います。仮に加温で育てたとしても風船のような姿はサボテンの姿からは遠く離れます。特にに栄冠のような難物サボテンは、風船の空気が抜けていくように姿が変わって後は……(x_x)。太陽光と自然の風は素晴らしい(・-・)(^・^)サボテンには太陽光と外の風が不可欠です。しかし地理的にもよりますが、日照時間は決まっています。この限りある太陽の光を、如何に沢山取り込むかがサボテン栽培では最も重要なことだと思います。例えば培養土が少し粗末だとしても、陽射しを長時間取り込む事が出来れば、彼らは其れに応えてくれるでしょう。一日の寒暖の差と太陽光で、刺が太く長くなります。属によっては遮光でコントロールも必要でしょうが、人工的な加温に頼るとブヨブヨな体と刺も軟弱になるようです。梅雨時期に朝晩の寒暖差があったとします。上手に育つと想像できますか。 |
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冬に頑丈
属にもよりますが、サボテンは春に最大の活動期があり、その後徐々に活動を鈍らせます。秋に再び少しの活動期があり、冬に休眠します。私の地域は時として北海道以上に冷え込む事も屡々。冬の管理は大変ですが育つ属?も有ります。其れは、エスコバリアやエキノセレウス等の冬に頑丈な属です。−20度以上に耐えうる彼らは、寒さの中で刺を長く伸ばします。温室内は基本的に無加温で、夜は外と同じ気温になります。雪が屋根に少しでも積もれば0度前後で推移しますが(かまくらの原理)、盛岡は雪が少ないので殆ど外気と変わりません。温室とは名ばかりです。(
^.^)( -.-)( _ _)
| 左の画像は実生2年目のMammilaria Tetransistra 一年目、フレーム栽培では上手に育てることは出来ませんでした。昨年、温室に移動。秋までは特に変化はありませんでしたが、氷点下になるに従い一冬で長い刺が出現しました。 |
サボ栽培上達への近道(?_?)エ?
サボ栽培始めた当初は、後に毎週末植え替えに勤しむだろうとは思ってもいませんでした、忙しすぎます。私が所有している開花可能苗は、サムネイルページ掲載画像が90%。殆どが実生1〜2年の小苗です。発芽から始まり育っていく様は、情が移り出来損ない苗もなかなか捨てることが出来ません。とにかく可愛いです。なので私は、成苗より幼苗の方に注目してしまいます。幼苗は成苗に比べ、遥かに培養土に敏感です。少年苗〜成苗は、PHが多少ルーズでも育ってくれます。しかし幼苗は、体力が無く発芽後数日中に枯れることも屡々。様々な属を、様々なPHに換え試しました。基本は弱酸性ですが、成長が鈍化する属も沢山ありました。結論づける事は出来ませんが、育てやすい属或いはメジャー系は弱酸性が好きで、マイナー系は様々でした。難物と称する属は、殆どPH7以上で成長するようです。其れは発芽後、間もない段階で弱酸性土に移植、間もなく枯れてしまうことでも解ります。実生は色々なことが発見できる、正にサボ栽培上達への近道です。
ペディオカクタス&スクレロカクタスの播種について
| 2007年5月下旬〜6月下旬迄発芽した小苗の一部 | 実生1年目despainii SB989左 実生2年目paradinei SB502右 |
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ペディオカクタス&スクレロカクタスの、実生を始めて2007年で3年になります。他の属との一番の違いは、気ままな種子の目覚めです。私の播種方法は、乱切方と層化(乱切方:自然では、霧、雨の動作、および土壌微生物は自然な乱切方を行います。層化:種子が発芽する前に、少なくとも一回の冬の間、土の表面が冷たくて、凍って、湿って、乾いた状態。自然な抑制剤は、種子からこされるか、または層化の間、破壊されます。)です。効果の程は確認できませんが、例えるとチューリップの球根を植える(前年の秋)のと同じ事と思います。この方法を使わずとも発芽しますが……… 。その為播種は12月に行います。水をまき始める時期は、最低気温0度付近になり始めてからです。私の場合、4月から水をまき始めます。此までに確認できたことは、何時発芽するか予想がつかない属だと言うことです。殆どの属は、新鮮な種なら一定期間を過ぎると一斉に発芽しますが、彼らの場合全く不可解です。そして発芽後は、他の属とは比較にならないくらい一定期間ですが一気に成長します。発芽が一番早い種類は、simpsonii(月華玉、星華玉)です。彼らは10〜30度の間で発芽します。最低が15度以上、最高気温が30度以上になり始めると、発芽率が著しく落ちます。最低気温15度付近から、spinosior(黒虹山)parvilflorus(黒虹山)polyancistrus(白虹山)等、多くの種類が発芽し出します。そして40度以上でも、発芽します。2006年は、最高35度付近で様子を見ましたが、2007年は48度迄上げてみました。結果:昨年発芽を見なかった、wetlandicusやhavasupaiensisが30%以上発芽しました。彼らの播種は、40度以上で新たな種類の発芽が期待できます。。しかし一番不可解なのは、sileri(天狼)です。Sileriの発芽は、気温2度〜48度迄で経験しました。2006年早春、気温2度で発芽しました。2007年春、最低気温18度で発芽、最高気温48度で発芽しました。一度に3芽発芽もありました。発芽に絶好の条件が整った日でも、sileriは思い通りには発芽してくれません。期間は長期に及びます。そして発芽率は非常に悪いです。さすがに6月後半になりましたら、気温ベストでも種が相次いで休眠入りの様で……… 。乱切方と層化は、半年以上(12〜3月迄何もしませんが)の手間が掛かりますが、4〜6月の間毎日が楽しみです。そして彼らの活発な時期が明確に分かります。短所は、発芽期間が長期にわたるため鉢の数が増える事です。
一昨年前の種は?……一昨年に播種したペディオ&スクレロを今年もセットしてみました。その結果、数%ですが発芽しました。Simpsonii,Sileri,Spinosior,Peeblesiana
f menzelii,Polyancitrus等。5年程は発芽の可能性が有るそうなので得した気分です。他の属は試したことはありません。
種の入手方法
国内では札幌カクタスクラブがお奨めです。速い、親切、丁寧。最小注文1000円〜でリーズナブル。分からないこと等何でも教えてくれます。他の人が持っていない珍しいサボテンを実生するには海外の種子業者です。一押しはMESA GADEN.ペディオカクタス、スクレロカクタスを実生してみたい人はメサが一番でしょう。他業者に比べ発芽率が良好です。難点は注文してから種が届くまで1ヶ月前後と時間が係ります。更に珍しいサボテンや新種となるとヨーロッパです。ヨーロッパにはチェコスロバキア時代からサボテンコレクターには古い歴史があるようでメサの主StevenBrack氏もメサ起ち上げ当初はお世話になっていたようです。お奨めはKohres Kakteenと Kakteen-Piltzです。注文から2〜3週間前後で届きます。その他の海外サイトにも注文しましたが種は全て安全に届きました。そのほかの種子業者も沢山あるので興味のある方はThe Cactus and Succulent Plant Mallをご覧下さい。ところでアクセスすると外国語でちんぷんかんぷん?理解できない人が多いと思います。そこで便利ツール、ご存じの方も多いと思いますがGoogleツールバーです。インストールボタンをクリック後、同意してダウンロードボタンをクリック後、Internet Explorer上部にGoogleバーが追加されます。翻訳ボタンをクリックすると瞬時に日本語翻訳され、意味不明の文面ですが何度か読み返しているうち、何故か内容が少しずつ理解出来てくるので不思議です。Googleツールバーをインストールするのが嫌な方はGoogle言語ツールがお奨めです。どちらも海外サイトが翻訳出来るのでネットサーフィンが広がります。支払いはVISAカードやマスターカード、最近はPayPalも増えてきました。PayPalは主に海外オークションの代金支払いで使われています。詳しくはnanapiをご覧下さい。クレジットカードナンバーを相手に教える時はSSL送信が出来ると安心です。出来ないとき私はFAXを使っています。電話回線は情報漏れが無くセキュリティーの面で安心です。Eメールでのクレジットカードナンバー紹介は情報漏れの可能性大で大きなリスクを伴います。
サボ栽培始めた当初から同時に実生も始めましたが、未だに実生はサボ栽培上達の王道(近道)と思います。種は1パケット平均20粒位ですが5割発芽したら上出来と思います。その後、弱い苗や病気等でポツポツ抜かれるので、幼サボに埋もれる事は有りません。自身で発芽苗を育て、早い苗で3年後から開花するマミラリアやツルビニカルプス等が有ります。、育てた苗の生い立ち?が分かってるのは自分のみ、情もわき我が子の様に思えて大切にします。見ているだけでも面白いサボテンですが、望みは花が咲いて欲しい。それは彼らの終着点、そして自分に対してのご褒美です。
培養土について
栽培家の仕様は様々です。サボテンは僅かな肥料と排水性の良い培養土なら育ってくれます。ペディオカクタス&スクレロカクタスに関しても同様で、私の場合:赤玉1:小粒軽石1:イソライト1:粉砕石灰岩 少々:苦土石灰:僅か 鉢にスリットを入れ、鉢内部の通気性を良くしました。昨年までは、赤玉主体でしたが、根腐れを起こしやすかったので、2007年からは軽石主体に変更しました。しかし赤玉は絶対必要のようです。
ペディオカクタス&スクレロカクタス&アウストロカクタスの実生方法
私は育苗ポットを使用しています。用土の構成は下方から順番に小粒軽石・小粒赤玉・微粒赤玉の3層です。そして小粒赤玉の割合を一番多く取ります。理由はペディオカクタス&スクレロカクタスは発芽後急速に根が伸びるためです。2日で2p以上も珍しくありません。微粒赤玉の層は小粒赤玉が隠れるくらいに薄くカバーする程度です。続いてベンレート水溶液で底から流れ出るまで消毒します。その上に1p前後離して種を蒔きます。離す理由は、発芽後直ちに移植するため幼苗を引き抜くときに隣の種が纏わり付くのを防ぐためです。更に種が確認出来なくなるまで微粉赤玉で薄くカバーします。最後にベンレート水溶液でスプレーします。蓋はしません。鉢受け等には水を張りません。乱切方と層化は長期に及ぶため常に湿り気があると種が腐ります。寒冷斜(50%)を2枚重ねで覆い管理します。水はスプレーで毎日掛け24時間で乾ききる程度にしますが一週間に一日は水を与えず完全に乾かします。ベンレート水溶液での消毒もこまめに行います。以降は上記「ペディオカクタス&スクレロカクタスの播種について」をご覧下さい。アウストロカクタスは簡易育苗機でも発芽します。
ペディオカクタス&スクレロカクタス&アウストロカクタス…‥発芽のトリガー
彼らは何故か不安定な天候で発芽しやすいです。最低気温15℃前後で好天が続いている春、一時的に寒気が入り1〜2時間急激に冷え込み、その後短時間で元の気温に戻る日。そんな日は必ず多数の発芽を見ます。ペディオ&スクレロは見ている間に彼方此方から発芽が始まりドンドン大きくなるので直ぐ植え替え出来ます。アウストロカクタスは”気まぐれ”でペディオ&スクレロ程ハッキリした発芽条件は無く、ポツポツ発芽します。しかし、発芽時期はペディオ&スクレロと全く同じです。その様なことで、彼らは短時間の急激な温度変化で発芽のトリガーが引かれやすくなります。反対に好天続きや雨降りは発芽しにくいです。
続、発芽のトリガー
2011年3月11日、東日本大震災で2日間停電になりました。此方では最低気温は氷点下になります。何日かたって思い出しました、育苗箱を!!。開けてビックリ、沢山発芽してました。震災前迄発芽してなかった種も発芽してました。此まではタイマー使用で設定通り電源のon
ofをしてましたが今までの努力はなんだったんだ?それからは2日間はタイマー、2日間はコンセントを抜く、此で発芽率が上がりました。今はビル内で疑似環境を作り農作物を作る時代。私の育苗器も其れと変わらないような気がしますが。
2011年5月21〜22日 最低気温15℃ 曇り時々雨、寒気が入り時折強い風が吹く寒い二日間。日中でもハウス内温度20℃。Pyrrhocactus Oreocereus yavia p,
simpsonii austrocactus等、発芽し出しました。其れまでの好天続きでは例年トップのp, simpsoniiがポツポツ発芽する程度。ハウス内では悪天候にもかかわらず活発に新刺を出しています。生息地の春、一瞬の雨を逃すまいとジッと発芽のチャンスを窺っている彼ら、タイマー仕掛けの疑似環境、彼らは好まないようです。
![]() Austrocactus,Coxii |
![]() Austrocactus,bertnii |
![]() Austrocactus,bertnii |
![]() Austrocactus,philippi |
![]() Austrocactus,patagonicus |
![]() Austrocactus,patagonicus |
アウストロカクタス属”秘技”
他のサボテンでは見たこと無いので分かりませんが、アウストロカクタス属は独自の生きる術を身につけているようです。其れは、想像も付かない場所から突如根が生えてくる事です。初めて見たときには呆然としていましたが、見慣れるまで時間がかかりましたが、暫くして彼方此方から同じ症状が出ると安心します。安心とは’何故?’と思われることでしょう。サボテンは’ほぼ完全に乾いたら’水を与えます。謂わば定期的に水を与えます。アウストロカクタスも定期的に水を与えると根は出ません。此は想像つきます。しかし彼らには’定期の水’が命取りとなることが多いです。其れは、知らず知らずのうちに根腐れを起こしている事です。症状はゆっくり出るので、気が付いたときには深刻な状態になっていることが多いです。なので、水は控えめ。当然成長はスローペースです。アウストロカクタス属はped&sclと違い水を与えても反応が殆ど無いので、水を与えたことが良かったのか悪かったかすら分かりません。結果は暫くたってから…‥。そのくせ、冬以外は水を必要とします。何とも苛立たしいサボテンです。
![]() gracilis. 成長点近くからの根 |
![]() gracilis. 左のとは違う植物 |
![]() coxii 根の付け根部分から2本の新しい根 |
ペディオカクタス&スクレロカクタス、発芽後の管理
発芽直後の苗を移植すると体力がないので失敗してしまうことが多いです。翌日以降がベストですが、3日以上放置すると根腐れを起こす確率が高くなります。又、24時間以上培養土が乾いた状態でも枯れてしまいます。発芽率も悪いので毎日注意深く観察します。移植後は植物に水がかからないように一日で乾ききるくらいの量を撒きます。此を約一ヶ月続けます。その後は一週間に一度、一日で乾ききる量を与えます。普通のサボテンのように多量に与えると直ぐ根腐れを起こします。培養土は出来るだけ乾きやすい構造がベストですが赤玉は必ず使用して下さい。彼らは赤玉が好きなようです。以前、軽石仕様で試しましたが上手くいきませんでした。彼らは有機肥料を必要としません。私は微粉肥料を使用していますが水で薄める時、極々薄くして使用しています。移植後一ヶ月は寒冷斜(50%)を2枚重ねで遮光しますがそれ以上続けると間延びをします。一ヶ月以上たちましたなら無遮光で管理します。
Steven brack氏のペディオ&スクレロに関する幾つかの重要な考え
ー雪が伴う寒い殆ど乾いた冬
ー雪がそこで時々溶ける春が雨である。植物は春に暑くなるまで生えます。
ー夜は涼しいです、そして、降雨量は低いです。そして、夏に日は暑いですが、植物はそれ以上生えません。
ー秋に雨が有れば、植物は少し育ちます。
彼らは以下が全く好きではありません。
ー夏の多量の雨。
ー夏の暑い夜、何夜も21度が大変問題です。
これらの事柄は、自生地での生理なので日本の気候に当てはめることは出来ませんが、参考になると思います。
サボ達は微量要素で育つ?
此までに培養土や肥料を様々試したり、環境を変化させてみたり(サーキュレータ稼働の温度設定を変えるくらいですが)試行錯誤の日々が続いています。そして一定の成果は得られましたが今ひとつ納得できません。それは間延びしたり成長が止まることです。特に難物と称される属には謙虚にでます。アウストロカクタス属はもやしの様にヒョロヒョロ伸び短期間の後に枯れてしまいます。Ped&sclは長い期間(1年以上)生と死の狭間をさまよい後に枯れてしまいます。マスタスやアンシストロ・グランドゥリは何とか生き続けますが成長は途中で止まります。そしてそのような症状の植物を抜いてみると決まって根が萎縮しています。それは実生を始めたときからの悩みでした。そこで微量要素を加えてみたら少しずつですが改善の兆しが見えました。今までは春の活発な季節は半ば強引に成長しますが秋は殆ど動きませんでした。それが毎日の温度変化にも敏感に反応するようになりました。今年の秋は再び動き出しました。パキラ等の観葉植物の観葉植物用肥料にも微量要素は入っていますがさらに微量要素を与えると濃いグリーン色の葉に変わりました。観葉植物等、日本の気候に順応できる植物はさほど気にすることなく十分育ちます。しかしサボテンは他の植物以上に微量要素の比重は大きいように思います。
下記のエキノマスタス属の画像は全て2007年9月15日撮影の画像です。
変わり者プテロカクタス
日本国内に出回っているプテロカクタスにtuberosus(黒竜)があります。たぶん、国内で所有している人も僅かの超マイナーサボテン。10種類程有るようですが出回っている殆どはtuberosus(黒竜)。種業者が持っている種もtuberosusが殆ど。でもプテロカクタスは挿し木で簡単に増やせます。そしてそのプロセスが面白い。1年中完全な太陽を必要としますが、それは塊根がある場合に限ります。地上部を挿し木する場合、塊根が出来るまで終日日陰で管理します。塊根が完成するまではおよそ2〜3年係ります。塊根が無いプテロを日光に晒せば忽ち大火傷をし死んでしまいます。又、根が出来る迄水やり厳禁です。根がないプテロは忽ち腐ります。プテロは寒さに強く盛岡でも加温は必要有りません。又、寒さに晒すほど花付きが良いです。しかし、塊根が無いプテロは寒さに弱く加温を必要とします。その様なわけで、塊根が有ると無いとでは管理が真逆です。生息地では夏の最高気温30℃、1年全体にわたって砂地の中の僅かな降雨で生きています。
![]() pterocactus.tuberosus 黒竜 |
![]() pterocactus.meglioli |
![]() pterocactus.fischeri |
![]() pterocactus.australis |
寒冷地の寒さ対策
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![]() yavia. Cryptocarpa |
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2009年1月31日 気温:氷点下8度 AM8:00撮影
画像はサボハウス内のトンネル支柱とビニールを半分開けた状態です。ビニール内側が結露後凍りました。無造作にビニールを開けるとウエハース状の氷が鉢に落ち瞬時に溶け水を与えた状態になるので注意が必要です。例年ならこの時期氷点下二桁になりますが今年は暖冬の影響か暖かいです。其れでもハウス内は氷点下8度迄冷えました。ハウス内は暖房無しなので外気と変わりません。寒さに強い属はそのままで良いですが、寒がりサボには園芸マットを使っています。トンネル支柱にビニールを被せ保温してます。温度センサーは鉢に埋めています。サーモは+8度に設定していますが、+8度をキープ出来るのは外気−2度位まで。それ以下は外気に準じて下がります。この日は+2度迄下がりました。昨年は−14度迄下がりましたが凍害はありませんでした。開:AM7時 閉:PM6〜7時頃です。開ける時は未だ日の出前で一日で最も寒い時間ですが今まで凍害になったことはありません。寒がりサボも思いの外寒さに強いようです。この様な環境でyavia. Cryptocarpaが開花しました。またツルビニ・ホフェリーも開花しマミラリアは花芽を付け始めてます。今年は終日ハウスを閉め切り暖かさを保っています。快晴時は+35度前後まで上がります。真冬の極寒地でも暖かく保つことが出来れば花を咲かすことが出来るようです。
出来る限り通風を
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サボ道楽初めて6年目になりますが毎年何らかの課題を科して楽しんでます。近所にクラブが無いので自分で研究?しなければならないため、当然の成り行きですが。最近、枯れるサボテンも少なくなりました。其れでもサボ達は手強く思い通りに育ってくれません。サボ道楽始めた当初は様々な培養土を試したり肥料や水の撒き方等々、風は前後妻部の扉を全開で良しとしました、風は通り抜けサボテンは順調に育ちます。最近、海外から自生サボテンを購入し現物を見た瞬間、暫く絶句。赤土を纏い完全なまでに堅く、自分が育てているサボテンとは全くの別物。この姿を維持したいと思いあれこれ試しましたが次第にブヨブヨサボテンに(x_x)。生息地では夏の最高気温30℃と知り、妻部の腰部と扉を撤去、可能なら屋根も無くしたかったです。風の通りは更に良くなりサボ達は更に生き生きして見えました。水やりも必要最小限、刺は太くなり姿は扁平に変化。其れでも構わず水やり無し。気づくと既に秋。水やりは出来ないので次第に休眠するはず( ・o・)ハッ 水やりしてないのに膨らんできました。属によっては花芽が次々と出てきました。自生サボテンには遠く及びませんが何もしなくとも勝手に育ちます。扉フルオープンでは猫や鳥が入って悪戯をするので2ヶ月程ネットを張ってた時がありました。編み目が小さかったためその期間彼らは忽ち生気を失っていきました。締め切ったわけではないのですが風の通りが悪かったようです。とかく太陽光ばかり気にしてしまいますが風は太陽光と同じく彼らには必要と痛感しました。
サボテン栽培の困惑
2012年3月24日
2012年の冬は寒さ厳しく、日中でも氷点下の日々が続き凍害も続出しました。やがて春の気配を感じ、植物たちは次第に動き出してきました。丁度その頃、私は植え替えを始めました。多数の苗を植え替えするとき私は根の状態を確認してます。同じ品種でも、育ちの良い苗、悪い苗、様々です。良い苗は決まって、根の量が豊富です。其れは即ち育成が順調な苗でもあります。その様な苗は当然沢山の水を吸収することが出来ます。逆に、根の育ちが悪い苗は幾ら水撒きしても反応がゆっくり、もしくは全くありません。反応が全くないので再び水播き、殆どのサボテンはこの繰り返しで根腐れが重症化していきます。この時、鉢から苗を抜き、根を完全に乾燥させた後、乾いた培養土に植え、水播き厳禁で日陰の管理すると数ヶ月から一年くらいで根が出てきます。残念ながら、球体の中まで腐れが進んでた場合はサボテンを救うことが出来ません。この様な苗は凍害に遭いにくいです。逆に元気なサボテンほど凍害になります。根の貧弱なサボテンは水以外に養分も吸収できないので、次第にやせ細っていきますが、寒さには滅法強い、しかし拗らせたためその後の成長も期待できない、彼らはこじらせると基の軌道に戻すのが大変です。
成長が順調な苗は水の吸収力も絶大。その気になって何度も水をあげたくなります。そして花も咲く、良いことずくめですが凍害になる危険をはらんでます。同じ品種を同じ場所で管理して凍害になるサボテン、無事冬を乗り切るサボテン。根の状態が悪いサボテンは吸水力が乏しく、冬を乗り越えました。大きなサボテンは水遣り回数が少なめでした。この様な管理も無事でした。根が良好で小粒なサボテン、これは早く大きくしたい為に多めの水遣りをしてました。この様な管理のサボテンが凍害になりました。球体の中の糖分比率が低いため凍害になったと思われます。
それじゃ、どれくらいの水遣りが良いのか?答えはありません。自分は健康なサボテンなら春と初夏に一度ずつ、大量の水遣りで良いと思います。自生地にもそんな気候が多いようですし。幼苗は様子を見ながら。因みに同年発芽した成長良好な幼苗達も凍害に遭いました。小さくても扱いは同じでした。
凍害に無縁の地域は心配いりません。楽しみ方は人それぞれですが。しかし水で満たされたメタボサボテンは日焼けもしやすく、見た目からも健康で無いことは確かです。水遣り頻度が少なくても花は咲きます。サボテンによっては春から秋まで何度も花が咲き、それによって球体が萎んでく、次第に自生地の姿に似てくる、そんな変化が好きです。反対に、頻繁な水遣りをしたために成長のリズムを崩し花芽もつかない事の方が多いように思います。
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| 右奥と比べ倍以上生育良好だが黄緑色部分が凍害に。培養土で隠れて見えないが根部は凍害から免れたようだが? 彼らの自生地は年中湿度の高い地域。夏は涼しいく冬は非常に寒い、雪も多い。 |
黄色も焦げ茶色も同じvillicumensis。 | 必ず成長良好な苗が犠牲になる。 |