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常用量離脱症状と減薬

向精神薬ベンゾジアゼピンの常用量離脱症状と減薬についてブログから抜粋しました。

医師の処方量(常用量)で向精神薬ベンゾジアゼピンを服薬しても離脱症状が消えない、この症状を常用量離脱症状と言います。ありとあらゆる身体症状や精神症状が現れ日常生活に支障が出てきます。

常用量離脱は減薬時にステイをしても離脱症状が現れます。「減薬 → ステイ」を繰り返して減薬していくのは、決してステイで離脱症状が消える訳ではなく離脱症状がある程度軽くなったら減薬する「離脱症状が軽い → 減薬 → 離脱症状が酷い  → ステイ → 離脱症状が軽くなる → 減薬」が普通だと思います。一度離脱症状を発症すると離脱症状が全て消失する事はありません。

何故、減薬するかと言うと、常用量離脱症状を発症しているからです。もし、常用量離脱症状を発症していなかったら減薬なんてする必要がないからです。常用量離脱を発症していない方は一生飲み続ける選択や、急な減薬、一気断薬しても離脱症状は現れない場合も多くあります。

減薬する理由は、ほとんどがなんらかの体調不良があり、医師の処方を守って服薬しても生活に支障が出ているのでいるのです。すなわち常用量(医師の処方量)で服薬しても生活に支障が出るくらいの副作用(離脱症状)が現れるからです。

向精神薬ベンゾジアゼピンで減薬が必要なのは常用量離脱症状の場合です。だから、ゆっくりゆっくりゆっくりと離脱症状に耐えられる範囲で減薬していく必要があるのです。常用量離脱症状がないなら減断薬なんてしょうとは思わないはずです。

常用量離脱症状で減薬するしかない場合は、QOLを一番大切にしながらゆっくりゆっくりゆっくり減薬をする事が回復に繋がります。改めて、言いますが常用量離脱離脱でなかったら減薬なんて考えませんし必要もありません。

ここで一番言いたかったのは常用量離脱症状だから、減薬すると言う事です。減薬時の基本は全て同じです。ゆっくりゆっくりゆっくりです。急がば回れ、これが減薬時の基本的な考え方です。特に常用量離脱症状だからと言って、ステイや増薬はいけないとの事はないのです。

向精神薬ベンゾジアゼピンでも離脱症状を発症しない人もいると思います。しかし、長期服用により常用量離脱症状が発生する可能性は高くなります。医師にはこの真実が理解できません。また、理解しょうともしません。

医師の無知な処方で体調不良となり、医師の無知な判断で急減薬や一気断薬が恒常的に行われている事から急性離脱症状、常用量離脱症状となります。気付かずにいると廃人となり、最悪の場合は生きる希望を失う事となります。

この様に、医師(薬剤師なども)は向精神薬ベンゾジアゼピンの処方も減断薬方法についても分かっていない場合がほとんどです。医師による急な減薬や一気断薬により常用量離脱症状から後遺症と言われる遷延性離脱症状となり回復が難しくなる場合もあります。医療が原因の離脱症状、この真実が向精神薬ベンゾジアゼピンの薬害なのです。

遷延性離脱症状にならない様に、急な減薬や一気断薬は絶対にしてはいこない医療行為です。しかし、精神科医はその知識がない場合が多く、たくさんの薬害被害者を作り続けています。

NOベンゾジアゼピン運動は、その危険性をひとりでも多くの方に知っていただく運動です。私たちの世代で、この薬害をストップしたいものです。

ベンゾ薬害について一人でも多くの人に知って欲しい…




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