宇宙の謎  
 
宇宙の謎宇宙の不思議>海はなぜ青い?



 

海はなぜ青い?


 地球は青い!今や皆知っていることですね。

 しかし、よくよく考えると地球が青いっていうわけではないんです。青いのは海。陸地なんかは茶色ですからね。ですが、地球の70%は海で占められていますので青いイメージが強いんですね。




 ですが、だったらなぜ海って青く見えるのでしょうか?

 これは、光の性質が関係してきます。ちょっとだけ難しいですよ。

 理科の授業を思い出してみてください。光の性質について学んだことがあるでしょう。小学生は、まだかな?

 光は透明のように思えますが、実は、いろいろな色が含まれています。

 太陽光をプリズムに通してみると7色に分かれているんですね。虹で何となくわかりますよね。

 この7色の光ですが、光っていうのは物体に当たると吸収されたり、反射したりする性質があります。

 例えば、黒い物体。これは、光の色を全部吸収してしまうんですね。反射する光がないんです。だから、黒くみえるんです。逆に白い物体は、全部の色を反射させるので白。

 赤い物体は、赤だけ反射させて他の色は吸収します。

 ってことは、海は?

 海の水では、青以外の色は吸収されてしまいます。青だけは、海の水に対して深くまで届くんですね。そして、水の分子や海の中の物質にぶつかって青い光が跳ね返り、海が青く見えるといわれています。

 

●水の分子は青以外の色を吸収する