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地球はどのようにしてできた?


 現在、我々の住んでいる地球。この地球はいったいどのようにしてできたのか?ふと、疑問に思ったことはあるでしょうか?

 最近の研究にて、地球がどのようにしてできたのかが少しづつわかってきました。

 では、まず太陽系について少し見てみましょう。


 

 太陽に近い方、つまり左側から水星、金星、地球、火星。ここまでは、岩石惑星ですね。次の木星、土星はガスの惑星。天王星、海王星。ここは氷の惑星です。

 地球は、岩石惑星の中に含まれているわけですが、このエリアでは火星と同じくらいの惑星がいくつもあってそれらがぶつかり合って現在の4つの惑星となったといわれています。

 

 へぇ〜。でも証拠は?

 それが、4つの惑星の大きさなんですね。4つの惑星のうち一番左の水星、そして一番右側の火星はちょっと小さいですよね。中央の金星と地球はちょっと大きい。なんで、こんなことになったのでしょうか?

 

 本当は、10〜20くらいの惑星があったとされていますが、上の図では8つとします。

 Aの惑星は右側にも左側にもぶつかる惑星がありますね。対してBの惑星には左側には惑星が存在するものの右側には惑星は存在しません。そもそも、中央のAの惑星の方が両側に惑星があるため衝突する可能性は高いんですね。

 さらにAの惑星が隣の惑星と衝突、合体し大きくなると重力もそれだけ大きくなります。そうすると、その重力によってまた、隣の惑星を引きつけ衝突合体していくんです。

 

 ですから、地球と金星は水星や火星よりも大きいわけです。

 では、木星や土星なんかはどうなの?太陽から遠い惑星の場合、原始惑星といわれる小さな惑星があまり存在しないため、ガス惑星である木星や土星では大きな衝突は起こらなかったといわれています。

 氷の惑星である天王星、冥王星なども太陽から遠く、原始惑星の密度が低かったため原始惑星どうしの衝突は1〜2度程度ではなかったのか?といわれています。

 ちなみに月もこの惑星のぶつかり合い(ジャイアントインパクトといいます)でできたといわれていますよ。

 地球の場合、ジャイアントインパクトといわれる原始惑星どうしの衝突が4〜5回くらい起こったとされていますが月ができたのは、その最後のジャイアントインパクトの可能性が非常に高いようです。月ができてから他の惑星が再びぶつかってきたら月が吹き飛ばされちゃったりしますからね・・・。

 教科書で何度も目にしたはずの太陽系の図。水金地火木・・・。なんて覚えたと思いますが、惑星の大きさ、そして成分なんかを見ていくと地球がどのようにして現在のかたちとなったのか?までわかってくるんですね。

 あっ、ちなみに原始惑星どうしのぶつかり合いがいつ頃起こったのか?およそ45億年前といわれています。