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タイムマシンの作り方


 未来にタイムマシンは、できるのであろうか?いやいや、無理でしょ。そんなのできたら、未来人が現在にもたくさんやってきているはずだもん。

 そんな疑問をキップ・ソーンという人が考えたタイムマシンのアイディアが解決してくれています。

 キップ・ソーンの考えたタイムマシンには、光の速度に近いスピードの出せるロケットとワームホールが必要です。

 このワームホールを地球とロケットに置いておきます。


 その後、ロケットを光に近い速度で飛行させます。すると、ロケット内では、相対性理論によって導かれているように時間の進み方が遅くなっていくので地球とロケットの間では時間の差が出てきます。



 そして、ワームホールを使って地球とロケットの間を行ったり来たりすれば、時間の旅行ができるってことです。




 まぁ、現在では、光の速度に近いロケットもワームホールも存在していませんからね。かなり、あとのことになりますけどね。これらのロケットやワームホールができれば、時間の旅行は可能だとキップ・ソ−ンはいっています。ロケットに3年くらい乗り続けてから地球に戻ってくれば30年後くらいの地球に戻ることになりますからね。

 しかし、この理論によれば、タイムマシンが完成した以前の時間に戻ることは出来ません。ですから、未来人が現在に大挙してくるようなこともないんですね。

 ですが、この理論に反論する人もいます。ホーキング博士も「おそらく何らかの物理法則が働いて過去に行くことは阻止されるはずである。その何らかとは量子論ではないか?」と反論しています。