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水星ってどんな星?


 太陽からもっとも近い惑星。水星。その水星とはいったいどんな星なのでしょうか?



 水星の表面は、太陽系の初期に降り注いだ隕石によってクレーターが出来ています。月みたいな感じですね。また、アルゴン、ネオン、ヘリウムなどの大気が存在し、表面の温度はマイナス170度からプラス430度という分布をもっています。そちゃ、太陽に近いですからね。太陽の光が当たっている面では400度を超えちゃうんです。逆に当たっていないところではマイナス170度・・・。

 質量は、地球の6%ほど。これは、太陽系の惑星の中でもっとも小さい惑星ということになります。月の半径がおよそ1740キロメートルで、水星の半径が約2440キロですから月よりちょっと大きいくらいですね。

 地球の月や土星の環のような惑星や環は水星にはありません。

 さらに水星には表面からおよそ1600キロメートル内側に巨大な鉄の芯が存在するといわれています。水星の全質量のうち、7割ほどがこの鉄やニッケルで出来ているとされています。

 

 

 水星の謎のひとつに磁場の存在があります。地球のおよそ1万分の1ほどですが、地球の磁場は地球の内部で溶けた金属が動くことにより発生しているのですが、水星の内部に溶けた金属があるとは考えにくいのでなぜ水星に磁場が存在するのか?謎とされています。