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宇宙の謎宇宙の不思議>ラニアケア超銀河団



ラニアケア超銀河団

 
 ラニアケア超銀河団というのをご存知でしょうか?

 実は、コレ↑、我々の住む地球が属しているといわれている超銀河団です。



 えっ?太陽系が属しているのって天の川銀河じゃないの?

 まぁ、それも正解ですね。

 地球は、太陽系に属しています。その太陽系が属しているのが天の川銀河です。

 銀河は、いくつもの恒星(つまり太陽のような星)らが集まって構成されていますね。しかし、この銀河も宇宙の中ではいくつかの集団をつくって存在しています。

 天の川銀河の周囲およそ300万光年の範囲には50個ほどの銀河が集まっているんです。アンドロメダ銀河やさんかく座銀河とかです。これらの銀河の集団を局部銀河群といいます。

 私たちの天の川銀河を含む局部銀河群は、おとめ座銀河を中心とするおとめ座超銀河団(局部超銀河団)の端っこのほうにあると考えられています。

 もう、ここまでくると想像するのも一苦労ですね。

 しかし、2014年にハワイの大学の研究者が新たに発見された巨大な銀河団の一部に我々は属しているという仮説を立てました。

 それが超巨大銀河団、ラニアケア超銀河団です。おとめ座超銀河団は、その一部にすぎないというのです。

 ラニアケアとはハワイの言葉で「広大な天」を意味しています。その中に含まれる銀河の数は10万個。直径は5億光年・・・。

 もはや、話が大きすぎて一般的な知識としては必要ないかもしれませんけどね・・・。