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木星は太陽になり損ねていた?


 木星は、太陽系の惑星の中でもっとも大きな天体です。その質量は地球の318倍!直径は11倍もあります。太陽系の惑星7つをすべて足しても、木星の質量の半分にもなりません。



 そして、木星は水星や金星、地球、火星のような岩石型惑星とは異なり、そのほとんどが水素でできたガスの惑星です。構成成分が太陽に一番近い惑星であり、木星にもっとガスが集まっていて、現在の70倍から80倍ほどの質量があれば、中心部分が高圧高温になり核融合を起こし、太陽のような恒星になっていたといわれています。

 もちろん、太陽が2つもあったら地球の環境は激変しており、生物が誕生していなかったかもしれません。