金星といえば、地球の双子星などといわれていたこともありますが、実際、金星の環境は過酷なものです。
表面温度は驚きの400度以上。気圧は90気圧です。
なんで、そんな状況になっちゃってるの?
その理由は、大気の96%が二酸化炭素が占めているため。二酸化炭素っていうのは、太陽光をよく通すのに、地表で反射する赤外線は通しにくい性質をもっているんです。ですから、熱が冷めないんですね。温室効果ってやつです。
さらに、その大気の上には濃硫酸の雲・・・。
上空では、4日で金星を1周してしまうほどの強い風「スーパーローテーション」が吹き荒れています。
英語で金星はヴィーナスといわれていますが、かなり怖いヴィーナスですね。
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