金星のことを明けの明星とか宵の明星などと言ったりしますね。金星は、その明星という別称の通り、太陽の次に明るい星です。
ですが、金星はなんでそんなに明るいのでしょうか？
ひとつの理由は、太陽に近いから・・・。しかし、太陽に近いというのであれば、水星の方が近いですね。けれども、水星はけっこう小さいんです。だいたい、月と同じくらいの大きさ。一方の金星は、地球と同じくらいの大きさがあります。
そして、もうひとつ、金星が明るく見える要因は雲です。金星には、濃硫酸の雲で覆われています。この雲が太陽光を75％も反射するんですねぇ。
ちなみに、明るいといってもあまり金星を見たことないぞ！そんなに目だってないぞ！とお思いの方。金星は太陽と近いせいで太陽が昇る直前か、沈む直前にしか見ることができません。その瞬間が金星を見ることのできるチャンスです。しかし、太陽は肉眼で直視してはいけませんので注意してね。
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