太陽系の中でもっとも地球によく似ているといわれている火星。では、どんな所が似ているのでしょうか?
火星の直径は、およそ地球の半分程度です。火星にも薄いながらも大気が存在していますが、そのほとんどは二酸化炭素です。重力は地球の1/3程度。う〜ん。あまり似ていない・・・。
しかし、自転の周期は地球とほぼ同じスピードです。24時間39分ほどですので、かなり似ています。さらに地球のように自転軸を傾けて太陽の周りを回っているので火星にも四季が存在します。
また、最近になって火星には水が存在していることがわかりました。以前から火星には氷や水蒸気がそんざいしていることはわかっていたんですけど、遂に水が流れているらしき川が発見されたんです!
これは、カメラの画像を分析し、春になると幅5メートルほど長さ100メートルほどの黒い筋が現れ、冬になると消えてしまうことを発見。さらに詳しく調べてみると高濃度の塩水であるということが判明しました。
ただの水だとすぐに凍ってしまったり、蒸発してしまいますけどね。塩水だと凍る温度が下がったり、気圧の低い状態での蒸発を防いでくれたりしますからね。塩水だから火星の環境でも耐えられたのでしょうね。
水が存在するということは、生命が存在する可能性も・・・。我々が地球外生命体を目にする日も近いのかもしれませんね。
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