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木星探査機「ジュノー」


 2011年8月5日、アトラスVロケットによってケープカナベラル空軍基地から打ち上げられた「ジュノー」このジュノーはフライバイといって少ない燃料でも地球の重力を利用し原則、加速する方法を使い2016年7月に木星に到着する予定となっています。



 ジュノーの大きさは直径3.5メートルの6角柱型ですので思っていたよりもだいぶ小さいと思った方も多いのではないでしょうか?しかし、その本体には3枚の大きな太陽パネルが装備されています。これを含めると直径は20メートルです。

 多くの探査機では原子力電池が使われてきたのですが、木星以遠の探査機としてはジュノーには初めて原子力電池ではなく太陽パネルから電力を得るシステムが採用されました。しかし、木星に向かうにあたって太陽光は地球での25分の1まで少なくなってしまうんですね。なのでジュノーには、これまでで最大の太陽パネルが装備されています。

 また、ジュノーには、木星の発見者であるガリレオ・ガリレイの記念プレートやLEGOのガリレオ、ジュピター、ジュノー3体のフィギアなんてちょっと洒落のきいたものも乗せてあります。

 木星は英語でローマ神話の神である「ジュピター」と言われていますね。そして、その妻が女神「ジュノー」。ですから、今回の探査機にはジュノーという名前が付けられたというわけです。

 ジュノーには磁力計、マイクロ波放射計、重力測定器、エネルギー粒子検出装置などの計測機器が8種類搭載されています。

 予定としては、1年間の間で木星を33回周り、木星の内部構造や磁場の強度の分析、またオーロラの観測などを行う予定です。

 また、木星の衛星であるエウロパには生命の可能性もあると考えられているため、それらにもし本当に生命が存在していた場合、地球の微生物などによって悪影響を与える可能性も考えられるのでジュノーは探索が終了した後には、木星の大気圏に突入し消滅することとなっています。