「なんで、地球は自転しているのに私たちは、その動きに気付くことができないのだろう」
と、疑問に思ったことはありませんか?
地球がグルグルとコマのように回っている「自転」のスピードは赤道上では秒速466メートルです。さらに太陽の周りをまわっている「公転」のスピードは平均秒速29.8キロメートルにもなります。
結構なスピードですよね。
仮に、これが車であったなら・・・。時速100キロで走っている車に乗っている人で「う〜ん。今、この車、動いているのか?止まっているのかわかんないよ〜」なんて人いませんよね。
しか〜し!これは、車に窓がついていて外の景色が眺められるから。また、車は加速、減速を繰り返したり、エンジン音があるから走っていると感じるのです。
地球の自転、公転はほぼ一定のスピードを保っています。
車の中で目を閉じ、耳栓をつけ、さらに振動なども抑えられ、加速、減速をせず時速100キロで走行したら実は、車が動いているのか?止まっているのか?の判断は非常に難しいものになってきます。
私たちが地球の自転、公転を普段の生活では気づかないのは、そういうことなんですね。
地球には車のように窓がついているわけではありませんが、太陽の動きや星の動きをみると車から眺める景色が流れていくように太陽や星が動いていくのを観察し地球が動いていることを確認することができるというわけです。
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