アポロ11号が月にいってから半世紀近くになるのにそれ以降、月に人類は行っていません。
ですから、本当に半世紀も前に人類は月に行くことが出来たのか?という疑問を呼んでアポロ11号の月面着陸は偽造であったのではないか?などといった噂話もさえるようになっていますね。
人類は、なぜ月に再び降り立つことをやめてしまったのでしょう。
ズバリ、その理由はお金の問題です!
アポロ11号が月面着陸した1969年。当時は、アメリカとソ連の冷戦の時代でした。互いに核兵器を持ち、その核兵器の輸送手段であるミサイルの性能も競い合いの対象となっていたんです。
ミサイルの性能はロケットの性能。ですから、ロケット技術の進展や科学技術、宇宙開発技術などは国家を挙げて予算をつぎ込んでいました。
1961年の5月には当時のアメリカ大統領、ケネディは60年代の終わりまでには人類を月に送り込むと発表します。
言ってしまったからには、アメリカはお金に糸目は付けず、急ピッチで技術開発に勢力を傾けたわけです。
アポロ計画に使われた予算は現在のお金でなんと20兆円以上!!!
今、アメリカが宇宙開発に20兆円使うなんて発表したら経済政策に使え!福祉に回せ!って大統領交代させられちゃうかもしれませんよね。
冷戦が終結してからは、宇宙開発は下火となり、宇宙ステーションを造ったり、そこへ往復することができ使い捨てではないスペースシャトルを造ったり、生活に役立つ衛星を打ち上げたりと役立つ宇宙開発が支流となっていきます。
つまり、現在では、人類を月に送り込んだところで莫大な予算がかかり割に合わないというわけですね。
しかしながら、現在、月に人類を送り込むという計画が再び持ち上がっております。
2019年に初飛行が予定されているオリオン宇宙船です。楽しみですね。
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