日食という言葉は、みなさんよく耳にしますね。では、月食とは？
この日食と月食の違いをご存知でしょうか？簡単にいってしまえば、月が太陽を覆い隠すのが「日食」、地球の影に月が入るのが「月食」です。
満月の時に太陽、地球、月が一直線に並ぶと、地球の影に月が入り月食となります。月は地球の回りを周りますので地球の影に入り込ると月食の始まりとなり満月が徐々に欠けていくようになります。この一部分だけが地球の影に入っている状態を「部分日食」といいます。
月が地球の影に完全に入ると「皆既月食」となります。この時、太陽光が地球の大気によって少しだけ月に届くため、月は真っ暗にはならず薄っすらあかくみえ、とても神秘的な月となるのです。
そして、地球の影から外れていくと再び徐々に満月へと戻っていくわけです。
月食は、日食に比べて長い時間、かつ広範囲で観測することができますので比較的観測やすいといえます。
次回、日本で皆既月食が観測できるのは2018年1月31日の予定です。晴れるといいですね。
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