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宇宙の謎月の謎>アポロ計画はアメリカのねつ造?



アポロ計画はねつ造なのか?

 
 アメリカのアポロ計画では、実は、月に人類を送り込むことに成功してはいなかった。有名な月面着陸の写真や動画はすべて撮影所にて撮影されたものだった!

 こーんな、話題がまことしやかに囁かれ始めたのは、2000年に入ってから。それまでも本や雑誌で、こんな話題は出ていたようですが、本格的に拡散し始めたのは2001年のアメリカのテレビ番組「陰謀の理論、我々は月に行ったのか?」というものが放送されてからでした。

 日本でも話題となり、当時、テレビでこういった類の番組や本を目にした方も多いでしょう。

 では、本当にアポロ計画では、アメリカは月に人類を送り込み事はできなかったのか?

 結論を先に言ってしまえば、「アポロ計画によって人類は月面着陸に成功しています」。

 であるならば、なぜねつ造などという疑惑がささやかれ、テレビ番組などでも特集が組まれたのか?

 アポロ計画ねつ造の根拠としてもっとも有名なのが「アポロ11号で撮影された月面にたてられた星条旗が風によってたなびいている」というものです。空気がないはずの月面で旗がたなびくなんて変ですよね。

 先に動画を見てみましょう。



 どうでしょう。たしかに旗がたなびいています。しかし、実は、真空でも旗はたなびくんですね。真空状態の場所で旗を立てて旗を振ればたなびきます。むしろ、空気抵抗がない分、より旗は動くはずです。

 しかし、我々は日常では、空気のある場所でしか生活していませんので、真空の世界で旗がどのように動くかは普通は想像で判断してしまいますよね。ですから、真空で旗がたなびいているのは変だといわれてしまえば、確かにそうだと思ってしまうわけです。

 よくよく映像を見ればわかりますが、大きくたばびいているのは、宇宙飛行士が月面に旗を立てようとして棒をグリグリしているときですね。その後もちょっとさわると旗は揺れて動きますが、宇宙飛行士が手を放してしばらくすれば、旗の揺れはおさまります。

 ちなみに旗が風によってはためいているのであれば、宇宙飛行士が動いた後に舞う砂ぼこりも風に乗って飛ばされてもよさそうですが、そのようなことはありません。

 このようなことがアポロねつ造計画に対して明るみになり、最近では、アポロ月面着陸はアメリカのねつ造だったといった番組や話題も見なくはなってきましたね。