2024/9/8
うさちゃんとおとーちゃんの
『楽しいながらも貧しい我が家』
『萬翠荘』
さて、『坂の上の雲ミュージアム』からさらに山を登っていくと・・・。
「ミュージアム名、間違ってるわよ?」
いや、こっちが正解だ。
「え?」
『坂の上の雲』の主人公たちが松山の出身だからだって。
「ま、まあ細かいことはいいわ。」
結構、重要なことではないか?
「紫陽花♪紫陽花♪」
おう。 季節を感じるね
「季節、っていうより時差を感じるわよ。」
まあ、時差っていうか、月差だな。
「年差になるんぢゃないでしょうね?」
そこまでは・・・わからん。
「いしー!!」
確かに、石だが。 句碑でいいんじゃないか?
「だれ?」
坂の上の雲の流れからいくと、正岡子規・・・違った。
高浜 年尾、高浜虚子の息子だって。
「蹴りー!!」
割るな!石、割るな!!
「これはまた、きれいな洋館ね。」
この感じからいくと、愛媛県庁と同じ人だな。
「あれ? おかーちゃんがなんか真剣に悩んでるわよ?」
こんなところまできて、何を悩んでるんだ?うさちゃん、聞いてきて。
「合点承知の助♪」
うさちゃん、いくつだろ?
「わかったわ。」
なんだって?
「入館料が300円かかるから、入ろうか?どうしようか?って悩んでたわ。」
さすが我が家クオリティだ。
「結局入ったのね。」
ここまで来て見ない手もないだろ。
「キラキラシャンデリア♪」
水晶で出来てるんだってよ。
「一個だけもらって・・・。」
だめだろ。
「えーっと、これ、なんていうんだっけ?」
ヒントをあげよう。 お耳で空を飛べる象さん。
「薪ぢゃなくてガスですって。」
高級だったんだろうな。
ステンドグラスグラスなんかも結構きれいだったりして。
「ちょっと!!あたしが逆光ぢゃないのさ!!」
窓撮ってるからしょうがないだろ。
「窓なんてどうだっていいわよ。あたしよ!あたし!!」
で、ものがうまく撮れてないとへたくそ扱いなんだな?
「わかってるぢゃない。」
カメラも15年以上使ってるから新しいのを・・・。
「無理ね。300円の入館料でさえ、あれだけ迷ったのに。」
・・・。
シャンデリアも部屋ごとに違ってて工夫してあるな。
「金に糸目は付けてないって感じね。」
伯爵さまのお屋敷だったらしいよ。
「大魔王?」
それはハクション・・・言ってて自分で悲しくなってきた。
お庭の隅では鶴も飼ってたらしい。
「なによ?それ?」
そういえば佐賀でも鶴の渡りの途中に寄ってもらうために、田んぼに
デコイ置いたりしてな。
「鶴はいないけど、いまでも渡りカラスは来てるわよ。」
だね。もう、フン害が大変だよ。
「在来のカラスだってゴミ荒らして大変なのに。」
こっちが正面玄関。
「最初のは?」
入口に人がいたから、ちょっと横から撮ったんだよ。
「別に遠慮しなくていいのに。」
いや、まあ。
「あたし、うさちゃん♪うさちゃんって呼んでねー♪」