2024/7/28
うさちゃんとおとーちゃんの
『楽しいながらも貧しい我が家』
『瀬戸大橋』
さあ、今回の旅の目的のひとつに近づいてきたぞ!!
「まだ『特急しおかぜ』に乗ったばかりよ? もう降りるの?」
いや、少しの間、車内で過ごすよ。
「おしゃしん♪おしゃしん♪」
ああ、そうだね。
「なのちゃー♪」
あれ? うさちゃん? なんか拗ねてないか?
「なにっさー!! ちゃんとカメラ目線にしなさいよ!!」
ま、めーめちゃんが出て来たから拗ねてるのかと思ったよ。
「そんなことあるわけないぢゃないのさ。」
「なのちゃ。」
でもこの構図でいくと、背景に写りこんだエキストラだな。
「うさちゃんを丸印で囲んでやるのちゃ。」
そんな、心霊写真みたいな・・・って、そんな発言はやめて、めーめちゃん。
「覚えてろー!!」
そ、それは誰に言ってる?
「あんたに決まってるぢゃないのさ!!」
あんた、言うな!!
「なのっちゃー!!」
めーめちゃん・・・。
そうこうしているうちに、目的地に近づいてきたよ。
「なんか高いところ走ってるわよ?」
まあ、鉄橋・・・かな?
「鉄橋だ♪鉄橋だ♪ うれし〜な♪っと。」
よし、渡り始めた。
「おとーちゃん!!」
あ、そうか。逆行になるのか。
「そんな年寄りの高速道路の運転みたいなことやってんぢゃないわよ!!」
ごめん、間違い。逆光だ。
「外は・・・川?」
いや、海だ。
「わかったわ!!」
よしよし。 わかったか。
「瀬戸大橋なのちゃ♪」
「めーめちゃんに美味しいとこ、持っていかれた・・・。」
いつも一緒にお出かけしてるけど、なかなか出番が少ないから
たまにはいいんじゃないか?
「なのっちゃ♪」