2024/5/5
うさちゃんとおとーちゃんの
『楽しいながらも貧しい我が家』
『ゴールデンプリン』
「おとーちゃん!!」
どうした?
「せっかくのゴールデンウィークだというのに、何かないの?」
何かってなんだよ?
「お出かけは、どーせ人が多いから、とか言って行かないでしょ?」
わかってるじゃないか。
「あんたとは付き合い長いからね。」
あんた、言うな!!
「おかーちゃんが
『どーせお出かけなんてしないから、せめて美味しいものでも♪』
って言って買って来て下さったわよ♪」
ほう。
「ホントは『博多どんたく』かなんかの屋台で本物のチョコバナナぐらい
欲しいところだけどね。」
いやあ、これで十分だろ。 安いし。
「そこね。」
まあね。
「ところで、さすがおかーちゃん♪ これだけぢゃないのよ♪」
まだあるんだ?
あっ!!
「どうしたの?」
かぶった・・・。
「ズラ?」
なぜそこに行く?
「ぢゃ、なんなのさ?」
実はおとーちゃんもゴールデンウィーク用に準備してたんだ。
「そーれゆけプリン♪プリン♪プリン♪」
古いな。
「堪忍袋の緒がプッツンプリン!!」
切れるな!切れるな!! さあ、作るぞ。
ボウルと軽量カップを用意します。
「どっちも100均よ。」
それは必要な情報か?
「我が家らしさをだすためよ。」
そ、そうだな。
ここにプリンミクスをざざっとあける。
「ちょっとまったー!!」
なんだ?
「ボウルが冷たかったらお湯の温度が急激に下がるわよ。」
この前のゼリーのときに学んだから、今回はちゃんと先に
温めてるよ。
「わく子♪わく子♪」
結構便利だよな、これ。
「溶けたわ。」
これをカップに入れて冷蔵庫で1時間。
「そのまま飲めないの?」
もうちょっと薄めたら・・・いや、いや、いや。
「飲むプリン・・・もう、あったわ。」
プリンカップも100均にあったから。
「100均の台所グッズはあなどれないわね。」
でも、買ってない。
「梯子はずすんぢゃないわよ!!」
我が家にはこれがある。
「やっぱりそうなるわよね。」
パッケージには4個分ってあったけど、2個でこれだけだな。
「無理すれば1カップに入りそうね。」
それだと一人しか食べれないじゃないか?
「おかーちゃんとあたしとめーめちゃんでシェアするから
大丈夫よ♪」
2個でよかった。