2023/2/5
うさちゃんとおとーちゃんの
『楽しいながらも貧しい我が家』
『四宝菜』
今日は材料から献立を当ててみよう。
「そんなこと言って、安売りの材料は買ってきたものの、
何が作れるかわかんないから他人に聞こう、って魂胆ね?」
いや、いや。 確かにメインの食材を決めてから、何にしようか?
ってところはあったけど。
「まあいいわ。出してみなさいよ。」
まず豚肉。
「一番安い、切り落としね。」
十分だ。
「使いかけぢゃない!!」
昨日、肉天を食べただろ。
「それの残りね。」
残り、っていうか最初から半分こするつもりだから。
次はもやし。
「おなじみの材料ね。」
もやしも物価の優等生っていうけど、費用対効果でいくとキャベツの方が
高くないだろうか?
「雪が続くと仕事もせずにキャベツばかりを齧ってるのね。」
それは、雨、だけど。 キャベツの方が日持ちもいいからね。
「なんとなくヒント?」
さあ、どうだろう?
「そんな言い方するということは、違うのね。」
いや、裏の裏をかく、といこともあるかも?
はい、次。
「もう、どう見てもちゃんぽんか焼きそばだから、キャベツに行っちゃうわね。」
ところがどっこい、ぎっちょんちょん!!
「だれ?」
そして・・・今日の主役はこれだ!!
「どでーん!!」
旬だよ。
「なかなか立派ね。」
昔は白菜よりキャベツの方が好きだったけど、今は白菜もいいね。
「わかるわ。面倒くさがりだから、キャベツの方が生でも齧れるから、でしょ?」
マヨネーズさえあればいいし。 ソースでもいいけど。
「九州の焼き鳥屋さんでは、酢醤油みたいのがかかったのが出てくるわね。」
昔はおかわり自由、とかだったんだけど、今はどうかな?
「で、結局今日の料理はこれね。」
ここは市販の調味料に応援してもらおう。
「好みさえあえば、はずれはないわね。」
もうちょっと白菜が多くてもよかったかな?
「海老とかホタテとか入ってないわよ?」
高級食材はなくてもいいかな? 財政的に。
「八宝菜ぢゃなくて、四宝菜ぐらいにしかなってないわよ。」
まあ、いいじゃないか。ちゃんぽんの具が入ってるし。
「子分♪子分♪」