2022/11/20

うさちゃんとおとーちゃんの

『楽しいながらも貧しい我が家』

 

 


『サラダちくわ』

 

 

 

うさちゃん? 『お弁当のヒライ』って知ってる?

「うーん・・・まあ、どっちかっていうとあまり好きな方ぢゃないわね。」

嫌いなのか?

「だって、めんどくさいぢゃない?」

めんどくさい?

「だってお勉強って、コツコツやらないといけないでしょ?」

お勉強? なんでいきなりお勉強の話になるんだ?

「自分が『お勉強は嫌い?』って聞いてきたくせに何いってんのさ!!」

いや『お弁当のヒライ』だよ。

「・・・まったく、発語が悪いわね。 年は取りたくないわね。」

まあ、それだと発語というより、えーっと末語か?

「末期ね。」

ひどいな。

 

 

 

 

「で、今日はこの竹輪で何作ろうっていうの?」

そう。 これで熊本県民の魂の食べ物、サラダちくわを作ろうと思う。

「『がばいうまか』って書いてあるわよ。この使い方はあってるわね。」

ああ。 がばいばーちゃん、は間違ってるな。

「そんなことはどうでもいわ。」

自分で振っときながら?

「だいぶ前には佐賀にもヒライがあったけど、今は見かけないわね。」

なんか話がぴょんぴょん飛んでるな。

「いいから、行くわよ。 まず、サラダから作んなきゃいけないでしょ?」

いや、今日はこれで。

 

 

 

 

「 手抜いたわね。」

いや、あと天ぷらにしなきゃいけないから、揚げる前に力尽きたら

困るし。

「使用量考えたらこれでもいいかしら。」

手作りすると一品一品が大量になるからね。

「大体2食分にはなるわね。」

これを竹輪に詰める。

「詰めるというよりも、開いて盛るのね。」

 

 

 

 

「はんぺんボールも作ったのね。」

紅ショウガバージョン、高菜バージョンだよ。

「これに衣を付けて揚げればいいのね。」

衣はちょっと濃いめでね。

「さらさらにしとくと、揚げてるときに竹輪の中から

サラダが『呼ばれて、飛び出て、ぢゃぢゃぢゃぢゃーん!!』

って出て来て、大変なことになるわよ。」

 

 

 

 

「なかなかいいんぢゃない♪ でも・・・。」

でも?

「材料になかったもんができてるわ。」

それは、また来週。

 

 

  

 

 

 

 



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