2022/9/18
うさちゃんとおとーちゃんの
『楽しいながらも貧しい我が家』
『金麦皿2022の2』
「なんか、まだ中身まで見てないのにもうひとつ来たわよ?」
よしよし♪ だって二口応募したもん。
「二口って・・・一口何ポイント?」
48ポイント。
「ひとケース何本入り?」
24本。
「ということは、一口で2ケース、二口ということは96本!!」
一日1本、三日で3本、いつのまにやら5本減る。
「だめだわ、コイツ。」
コイツ、言うな!!
「今度のは薄いわね?」
うん。 大きさや厚さによって違うんだな。でも・・・。
「でも?」
どれ選んだっけ?
「ケンボー!!」
健忘・・・。
「ボンなの?サラなの?グラスなの?」
もちろん、サラだ。
「ポテト?マカロニ?スパゲッティー?」
他のは特に必要性がな・・・。
「スルーするんぢゃないわよ!!」
いや、おとーちゃんの気持ちがちょっとはわかるかな? と思って。
「ふんっ!! いい根性してるわね?」
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。
「わかればいいのよ、わかれば。」
じゃ、中身を見て行こうか。
「からし色。」
まあ確かに。
「やっぱりちょっと小さいんぢゃない?」
そうだけど、一応二枚組だからいいんじゃないか。
「もうひとつは?」
「紺色? 藍色かしら?」
群青色っていうのもあるな。
「日本の色表現って面白いわね。」
ピンク色の桃とか、オレンジ色のみかんとか。
「桃色の桃、蜜柑色のみかん・・・まんまだわね。」
さて、これからがおとーちゃんの出番か?
「ちゃんとお皿に合ったお料理ができるんでしょうね?」
いやあ、気長に待っててくれ。
「早くしないと割れちゃうわよ。」
割るなよ・・・。