2022/5/1
うさちゃんとおとーちゃんの
『楽しいながらも貧しい我が家』
『にら入り卵焼き』
「なんか、やっとこさ餃子ができたわね。」
まあ、いろいろと改良の余地はあるけどね。
「ひとまず今回は終了ね。」
いや、まだ材料が残ってるんだ。
「出し惜しみしてんぢゃないわよ!!」
そうじゃなくて、使った材料が余ってるんだ。
「なに?」
にら。
「まあ、一束全部は使わないわね。」
にらを使った料理といえば?
「やっぱ、にら玉よね。」
それだな。
「ぢゃ、いくわよ!!」
「あっ!!」
どうした?
「こ、これは・・・。」
腐ってた? ピータンか? ピータンになってたのか?!!
「違うわよ。 むしろ、ラッキーよ♪」
昔の名前で出ています・・・か?
「古いわよ。」
おお、双子か。
「普通双子の卵って、細長くてちょっと大きかったりするから、
割る前になんとなくわかるのに。」
これは見た目普通の卵だったよな。
「なんか崩すのがもったいないわね。」
にらももう刻んでるし。
「なんか細かすぎない? にら玉って、こうもっと長いにらぢゃなかった?」
まあ、それはそうだが、これから作ろうとしてるのは、
にら入り卵焼き、だから。
「そうだったのね。」
にらも物しだいでは、筋が残ったりするのがあるけど、
これだけ刻んときゃ大丈夫だろ。
「このにらは大丈夫だったみたいよ。」
うん。生のままでもいい香りしてたからね。
「ホントに卵焼きね。」
おまけにチャーハンも作ったぞ。
「作ったって、これは冷凍チャーハンをチンしただけぢゃないのさ。」
各メーカーから色んなのが出てて、なかなかあなどれないぜ。