2022/1/9

うさちゃんとおとーちゃんの

『楽しいながらも貧しい我が家』

 

 


『揚げ物』

 

 

 

 

「凧!!」

いや、そうじゃなくて。

「わかってるわよ。」 

時は2021年12月31日。

「時差・・・戻ってるわ。」

前回がほぼリアルタイムだったので、そこに至るまでの経過を。

「まあ今年の揚げ物の集大成ね。」

 

 

 

 

赤魚。

「なんか近頃増えてきたわね。」

深海魚系らしいね。

「釣り上げると気圧の差で眼が飛び出るから『メヌケ』とも呼ばれてるわね。」

『めぬけのからしじょうゆあえ』というのがすごく印象に残ってるんだが。

「イーデスハンソンね。」

半村良か。うさちゃんも古いね。

「なにっさー!!」

でもこれはノルウェー産だから、めぬけじゃないよな。

「赤けりゃ全部、赤魚ですって。」

 

 

 

 

おなじみバナメイエビ。

「インド産だったのが、だいぶ他の産地に変わってるわね。」

これはスリランカ産だって。

「おっきいわね。」

うん。 小さいブラックタイガー並みだね。 

「寅年だけにタイガーでもよかったのに。」

こっちの方が安い。

「それは選択の余地がないわね。」

 

 

 

 

ささみはあらかじめ生姜醤油に漬けておいた。

「うずらの卵と一緒ということは『竜眼揚げ』ね。」

ぴんぽーん♪

 

 

 

 

エビフライと赤魚のフライ。

「また、どっちがどっちか、わかんないんぢゃないの?」

よく見ると、海老は若干真っすぐに揚がってないか?

「言われてみればそんな気もするわね。」

腹側に斜めに切り込みを入れてみた。パン粉は生パン粉だよ。

「世界共通『PANKO』ね。」

 

 

 

 

はい、竜眼揚げ。

「これ、一回鶏卵で作ってみない?」

巨大竜眼だな。 面白いかも? 

「胸肉一枚使えばいいんぢゃない?」

しかし揚げる天ぷら鍋が・・・。

 

 

 

  

 



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