2021/11/7

うさちゃんとおとーちゃんの

『楽しいながらも貧しい我が家』

 

 


『広島健さん』

 

 

 

 

うーん・・・。

「どうしたの?」

いや、お弁当のカキフライもいいけど、やっぱり旬となると

自分で作りたいもんだな。

「そりゃあ、生のカキを自分で揚げた方が美味しい・・・

かどうかは 別にして、季節は感じられるわね。」

と、いうことでカキ買ってきた。

 

 

 

 

「あ!!」

どうした?

「なんでもないわ。」

いや、何持ってる?

「ちょっとね。」

 

 

 

 

「いいわよ♪」

ん?なんか・・・。

 

 

 

 

「『広島 健』さんが育てた、愛情のこもったかきよ。」

愛情のこもったものを食べるのは気がひける・・・

って言うか、 しっかり手書きじゃないか?産地偽装か?

「生産者偽装なんかぢゃないわよ。」

でも、何で手書きなんだ? 画像処理の方が綺麗だぞ?

「それだとおとーちゃんが楽ぢゃない。」

いやがらせなのか?おとーちゃんに手間をかけさせるいやがらせか?

「まあねー。」

肯定か!!。

 

 

 

 

「塩水でささっと洗うのね。」

海水と同じ3%ぐらいの濃度がいいらしい。

「泳がせるのね。」

いや、死んでるし。

「そういう意味ぢゃないわよ!!」

 

 

 

 

あとは、毎度おなじみバッター液とパン粉をつけて揚げるだけだ。

「なんかあんまりふっくらとしてないわね?」

あたると恐いから、しっかりと揚げた。

「せっかく生から揚げたのに自ら旬を否定する調理してるわね。」

しっかりした歯ごたえが好きなんだよ。

「ということにしといてあげるわ。で、主食は?」

やっぱりいるんだな?

「あったりまえぢゃない。」

 

 

 

 

ほら。 これも旬の『栗ごはん』♪

「やっぱり『広告の品』ね。」

それは当然だろ。

 

 

  

 



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