2021/10/31
うさちゃんとおとーちゃんの
『楽しいながらも貧しい我が家』
『カキフライ弁当』
今日はちょっと手を抜かせてもらって市販品の弁当にした。
「ちよっと、ぢゃなくて全部抜いてるぢゃないのさ!!」
いや、全部ではないぞ?
「これ、そのまんまお弁当ぢゃないのさ!!」
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この前見かけたカキフライ弁当が、あの時より安くなってたから、
東尋坊から飛び降りた気持ちで買ってきた。
「それ、死んでるわよ。」
白浜の三段壁でもいいか。
「それも危ないわよ。」
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前のは税込み429円だったから、えーっといくら安いんだっけ?
「自分で計算しなさいよ。」
ま、いいか。
「いきなり諦めたわね。
・・・でも、これ、この前のと違うわ。」
同じじゃないのか?
「前のは『広島健』さんが育てたカキを使ってたんですもの。」
そ、そうだったな。
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まあ、代わりといっちゃなんだが、お米は佐賀の『さがびより』を
使ってるみたいだな。
「『特A』のもちもちっとしたお米よ。」
嫌いじゃないよ。
「まあね。」
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「半分に切ったのがあるのはどうして?」
奇数個だったら絶対に取り合いするだろ?
「衣と中味で分ければいいぢゃない?」
いや、それは・・・。
「でも、ホント手抜きね。」
ところが、ここからひと手間掛ける。
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どうだ!!高菜チャーハン・・っていうより焼きめし、だが。
「どうせ高菜の賞味期限が迫ってたんでしょ?」
な、なぜわかった?
「さっき『高菜の賞味期限はまだあったかな?』って言ってたぢゃない。」
あっ!たかな・・・ひどいな。
「なにっさー!!」