2021/4/25
うさちゃんとおとーちゃんの
『楽しいながらも貧しい我が家』
『コオロギ液』
さて、想像だけで作った料理はなかなか大変だったので、
今日はモデルがあるものを作ろうと思う。
「今日はなに?」
出張中にだいぶお世話になった暴コンビニの『ゲンコツメンチ』を
まねしてみようと思う。
「暴ぢゃなくて某、よ!! 暴れてどうすんのよ?!!」
いや、うさちゃんだから、暴、でもいいかな、と。
「なにっさー!!」
まずはタネを作ろう。
「普通にひき肉をこねこね、ね。 味付けは?」
そこは目一杯手を抜いて、ハンバークのヘルパーを使用。
「まあ、その方が失敗は少ないわね。」
好みさえ合えば、毎回同じ味ができる、というのもいいね。
「ゲンコツって言う割には小さいわね。」
揚げ時間とフライヤーの大きさの関係でね。
どうせ揚げ物作るんだから、トンカツもつくっちゃえ。
「でも、パン粉の衣付けるのって結構めんどくさいのよね。」
確かに。 下味つけて、小麦粉まぶして、卵くぐらせて、パン粉つけて・・・。
「下ごしらえに手間と場所を取るので大変よね。」
そこで、面白いレシピを見つけたので試してみようと思う。
「なに?」
『コオロギ液』というのがあるらしい。
「コオロギ?」
あれ? いや、違ったかな? 『イナゴ液』だったっけ?
小麦粉と卵と水を最初から混ぜておく。
「これにさっとくぐらせて、パン粉をまぶすのね。」
ずいぶん手間が省けるぞ。 市販のお惣菜のフライなんかは
これを使って作ってるらしい。
「確かに、ずいぶん楽に衣が付けれたわね。」
ムラにならないのもいいね。
「エビフライなんかでも、ときどき部分ハゲになってたもんね。」
ハゲ、言うな!!
「過剰に反応するんぢゃないわよ!!」
「なんとなく、それっぽく出来てるぢゃない?」
おお。 うまくいったな。 どんなもんだい♪
「でも・・・違うっ!!」
何がだ?
「コオロギでもイナゴでもなくて、バッターよ。」
あ!初期の仮面ライダーだったか・・・。