2020/11/22

うさちゃんとおとーちゃんの

『楽しいながらも貧しい我が家』

 

 


『うさちゃんちゃん焼き』

 

 

 

さあ、今日もがんばるぞ!!

「先週はおかーちゃんに作ってもらったから、今週はちゃんと作りなさいよ。」

いや、先週も土日に作ろうと思ってたら、平日におかーちゃんに先を

こされちゃっただけだよ。

「まあ、そういうことにしといてあげるわ。」

そういうことにしとく、じゃなくて、ちゃんとおとーちゃんが作ってるじゃないか?

「まあ、先週も言ったけど、おかーちゃんの料理とはちょっと雰囲気は違うわね。」

そうだろ?

「で、今日は何?」

これで行こう。

 

 

 

 

「毎度おなじみ『生き生きもやし』ね。」

石づきを取ったしめじがあったから買ってきた。

「鮭はやっぱり『お買得品』シールが目立ってるわね。」

当然だな。『お買損品』は絶対買わないぞ!!

「そんなシール貼ったのないわよ!!」


 

 

 

あと、お味噌。

「塩分控えめね。」

おとーちゃんは白みそ系がいいな。

「あたしも、あたしも♪」

で、これをフライパンに入れて、軽く焼いてから、フタをして蒸し焼きにする。

 

 

 

 

はい。『うさちゃんちゃん焼き』の出来上がり♪

「雑な盛り付けね。」

まあ、大体がそんなもんだろ?

「『白鶴〇』買ってこなきゃ。」

買ってあるよ。 3リットル1,180円のやつを。

「第三のビールが値上がりしちゃって大変だけど、日本酒は大丈夫なのね。」

今のところは大丈夫みたいだ。

 

 

 

 

「おとーちゃん?」

ん?

「材料になかった、じゃがいもと玉ねぎが入ってるわよ?」

うん。写真撮ったはずなのに、画像が見つからなかった。

まあ、いいじゃないか。材料にはあったのに、出来上がりになかったら

悲しいじゃないか?

「つまみ食いしてんぢゃないわよ!!」

 

  

 



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