2020/11/1
うさちゃんとおとーちゃんの
『楽しいながらも貧しい我が家』
『ごぼ天うどん』
この状況では、なかなか外食する機会もなく。
「どっか連れて行きなさいよ!!」
いや、もともとあんまり外食してないし。
「そういえばそうね。」
だろ?
「でも、たまに美味しいうどん屋さんいってたわよ。」
ああ。あそこのごぼう天うどんは美味しかったね。
「違うわ!!ごぼう天ぢゃなくて、『ごぼ天』ね。」
そうだな。よし!!じゃあ、今日はそれで行こう!!
「うまく誘導したわね。」
ごぼうを切ります。
「ささがきのかき揚げぢゃないのよ。」
斜めに切る手もあるけど、こっちの方が、ごぼうのしゃきしゃき感があるね。
「ごぼうはいいけど、せっかくおうちで作るのに、まさかこれだけ、ってことは
ないでししょうね?」
もちろん。 お店だとトッピング増やすと、どんどん高くなって、
自分で注文しててびっくりするけど、うちでは大丈夫♪
「えびー♪」
沖縄でちょっと問題になっちゃった『バナメイエビ』。
「大丈夫なの?」
これはインド産。 まあ、場所じゃなくて養殖の仕方の問題だろう。
「レンコンはやけにきれいね。」
これは・・・水煮になってるのを買ってきた。
「手ぇぬくんぢゃないわよ!!」
レンコン一節買うより、こっちのほうが安かったんだ。
「ぢゃ、しょーがないわね。」
なかなかいい具合に揚がったぞ。
「衣の水分をちょっと少なめにしたのね。」
うどんに乗せるんで、天かす代わりに厚い衣で。
れんこんもいい感じだぞ♪
「次!!」
えびはぷりっと。
「頭はもともとないけど、尻尾まできれいに抜いてるのね。」
尻尾付いてた方が色どりもかっこもいいけど、食べるときに殻むくのが
めんどくさいから、衣付ける前に全部むいておく。
「尻尾食べる派?残す派?の質問をさせない対応ね。」
残す場合、食べてる途中で、尻尾の置き場所に困るし。
「これで大体そろったわね。」
いや、せっかくフライヤーに熱入れたから、ついでに。
ええい!! 肉天と鶏もついでに揚げるぞ!!
「そんなに食べきれなんいんぢゃないの?」
当然、明日の分もだ。
「ちょっと待って!!」
なんだ?
「肝心なもの忘れてない?」
いや、これだけあれば十分だろ?
「うどんがないわよ!!」
うっ・・・。
「どーん!!」
ええい!! もう、おいなりさんまで作ってやったぞ。
「絶対一回ぢゃ食べきれないって。」