2020/11/

うさちゃんとおとーちゃんの

『楽しいながらも貧しい我が家』

 

 


『ごぼ天うどん』

 

 

 

この状況では、なかなか外食する機会もなく。

「どっか連れて行きなさいよ!!」

いや、もともとあんまり外食してないし。

「そういえばそうね。」

だろ?

「でも、たまに美味しいうどん屋さんいってたわよ。」

ああ。あそこのごぼう天うどんは美味しかったね。

「違うわ!!ごぼう天ぢゃなくて、『ごぼ天』ね。」

そうだな。よし!!じゃあ、今日はそれで行こう!!

「うまく誘導したわね。」

 

 

 

 

ごぼうを切ります。

「ささがきのかき揚げぢゃないのよ。」

斜めに切る手もあるけど、こっちの方が、ごぼうのしゃきしゃき感があるね。

「ごぼうはいいけど、せっかくおうちで作るのに、まさかこれだけ、ってことは

ないでししょうね?」

もちろん。 お店だとトッピング増やすと、どんどん高くなって、

自分で注文しててびっくりするけど、うちでは大丈夫♪

 


 

 

「えびー♪」

沖縄でちょっと問題になっちゃった『バナメイエビ』。

「大丈夫なの?」

これはインド産。 まあ、場所じゃなくて養殖の仕方の問題だろう。

「レンコンはやけにきれいね。」

これは・・・水煮になってるのを買ってきた。

「手ぇぬくんぢゃないわよ!!」

レンコン一節買うより、こっちのほうが安かったんだ。

「ぢゃ、しょーがないわね。」

 

 

 

 

なかなかいい具合に揚がったぞ。

「衣の水分をちょっと少なめにしたのね。」

うどんに乗せるんで、天かす代わりに厚い衣で。

 

 

 

 

れんこんもいい感じだぞ♪

「次!!」

 

 

 

 

えびはぷりっと。

「頭はもともとないけど、尻尾まできれいに抜いてるのね。」

尻尾付いてた方が色どりもかっこもいいけど、食べるときに殻むくのが

めんどくさいから、衣付ける前に全部むいておく。

「尻尾食べる派?残す派?の質問をさせない対応ね。」

残す場合、食べてる途中で、尻尾の置き場所に困るし。

「これで大体そろったわね。」

いや、せっかくフライヤーに熱入れたから、ついでに。

 

 

 

 

ええい!! 肉天と鶏もついでに揚げるぞ!!

「そんなに食べきれなんいんぢゃないの?」

当然、明日の分もだ。

「ちょっと待って!!」

なんだ?

「肝心なもの忘れてない?」

いや、これだけあれば十分だろ?

「うどんがないわよ!!」

うっ・・・。

「どーん!!」

 

 

 

 

ええい!! もう、おいなりさんまで作ってやったぞ。

「絶対一回ぢゃ食べきれないって。」

 

 

  

 



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