2020/8/9
うさちゃんとおとーちゃんの
『楽しいながらも貧しい我が家』
『赤魚フライ』
今日はなつかしいお料理特集。
「おとーちゃんにとって、ね。」
いまや、いろんな家庭料理がスーパーでお惣菜として売られているよね。
「味はちょっと違ってるにしても、料理の種類としてはいろいろあるわね。」
まあ、旅行でスーパーに行くと、地元ならではの定番お惣菜とかあって、
面白いけどね。
「旅行に行ってスーパーでお買い物、というのが我が家らしいわね。」
で、今日はこれ。
「『骨抜き』っていうお魚ね。」
どっかの感染症対策みたいだね。
「おとーちゃんも同じぢゃない。」
まあ、そうだが。 いや、もともと骨のあるやつじゃないし。
「あんたはタコか!!」
あんた、言うな!! 青森の水タコ、美味しかったぞ♪
それともう一つ。
「なにかよくわかんないわよ。 」
生姜醤油につけている鯨だ。
「ふーん。」
ふーん、って、うさちゃんは鯨を知らない世代か?
「そんなことないわよ。昔よく背中に乗って遊んだもの♪」
うそつけ!! サメだまして、皮はがれた話なら知ってるぞ?
「なにっさー!!あれは大国主のおっちゃんを偉くみせるための
作り話よ。」
おっちゃん・・・。
と言いながら、下ごしらえ。
「今日はフライね。右側のは材料になかったわよ?」
ああ、これはエビフライ。この前作ったエビふりゃーが結構いけたので、
リピート品だ。
そして、フライヤーの出番だ。
「温度調整がつまみでできるからいいわね。」
フタしておけば油も飛び散らないし。
「丸洗いができないのがちょっと残念ね。」
あと蒸気が水滴になって周りにこぼれるのがね。
「改良の余地があるわね。」
安物だったからかも知れん。
くじらは片栗粉をまぶして揚げただけ。
「生姜醤油でしっかり味付いてるからね。」
あっ! タルタルソース作るの、忘れた!
「これ、目の前に置いときながら、いまさら待てないからこれでいいわ。」
作ってる間に全部食べられてしまうな。