2020/6/21
うさちゃんとおとーちゃんの
『楽しいながらも貧しい我が家』
『コロナめし ミートボール』
「そろそろ料理ネタも無くなってきたんぢゃない?」
なんのなんの。 ホント何にもしなかったからなあ。
メシ作るのと、あとは波乗りぐらいかな?
「波乗りって・・・ネットサーフィンぢゃない。」
本物より危険な場合もある。
「危ないとこいくからよ。」
現実もバーチャルも危険なところは危険だな。
「で、今日は?」
これだ!!
「ミンチとハンバーグの素っていったら、ハンバーグね。」
ふふん。 名前通りに作らなければいけないということはない。
「え?」
まあ、見てればわかるよ。
「失敗して、何とも呼びようがないものができるんぢゃないでしょうね?」
あ、ありえる・・・。
ハンバーグの素をふやかして、ミンチをぶっこむ。
「まかせて!!」
そのあと、こねる。
「まかせたわ。」
・・・。
「その間に別の準備をするわ。」
だれが?
「おとーちゃんに決まってるぢゃない?」
残念ながら、手は二本しかない。
ケチャップ・ソース・醤油・佐藤・水を圧力釜で合わせる。
「佐藤さん・・・。」
ここに、さっきこねたミンチを丸めて放り込む。
「まかせて!!」
ぶっこんだり、放り込んだりは得意だな。
「あ、ミートボール。」
タイトル通りだけどね。 みどころはここからだ。
「なに?」
圧力調理で5分。
「時短料理♪」
「ミートボールぢゃなくてミートちぎりになってるわよ。」
石井さんちのミートボールはどうやって丸くしてるんだろ?
「でも、これが5分でできるなんて、時短になるわね。」
いや、それが下ごしらえは変わんないし、圧力釜をばらして
洗うのも結構大変だったり。
「たしかに普通の鍋のほうが手っ取り早く洗えるわね。」
この、たまたまのところなんか、周りが冷えてても、熱いままだったりして、
うわっちっち!!となるんだ。
「いろいろと大変ね。」
美味しいもののためならば・・・。
「美味しく出来れば苦労も報われるわね。」
失敗したら悲しいな。