2020/5/24
うさちゃんとおとーちゃんの
『楽しいながらも貧しい我が家』
『コロナめし 煮豚(前編)』
「おとーちゃん!!」
なんだ?
「タイトルがちょっとアレぢゃない?」
うん。 確かにちょっとアレだな。
「もうちょっと、どうにか考えられなかったの?」
いやあ、おとーちゃんだからなあ。
「・・・しょーがないわね、おとーちゃんだから。 」
納得しちゃったよ。
「で、どこのお店?」
なんだよ?お店って?
「お客がいなくなったお店を応援するために、
宅配かお持ち帰りするんでしょ?」
いや。
「いや、って・・・まさか?!!」
その、まさか?!!だろうな。
肩ロースのブロック。
「かまたり、ね」
それじゃ、大化の改新だ。
「あれは『なかとみのかたまり(中臣鎌足)』よ。」
逆だ、逆。
これがだな、火曜市になるとグラム68円という破格値になるんで
前から買ってみたかったんだ。
「確かに安いけど、アメリカ産よ?」
いつもはこれに『ごちポ』のシールが貼ってあるんだけどね。
「ごちそうポーク、ってことね。」
そう。 東京だったっけ?出張の時に電車の中に広告があって、
有名なんだ!って思った記憶がある。
「でも、かたまりなんて料理できるの?」
そこは、それ、文明の利器がある♪
「これ、忘年会かなんかの景品でもらって来たやつね。」
そう。 まあ、いろいろとチャレンジしてみて、そこそこ満足できるもの
が作れるようになったんだぞ?
「お手並み拝見といきましょうか。」
まずは予熱を兼ねて、表面を焼きます。
「ジュウ、ジュウ、ジュウ!!」
表面焼けました。
「中はまだ生よ。」
これに、お肉がひたひたになるぐらいに水を入れて40分。
「長いんぢゃない?」
これぐらいやると、ほろほろになるんだ。
「調味料は?」
この段階で調味料を入れると肉があんまり柔らかくならないんだ。
40分たったら一旦お湯を捨てます。
「余分な脂も落とせるわね。 でも・・・。」
でも?
「小さくなっちゃてるわよ!!」
確かに。 こんなとこでダイエットしなくていいのにね。